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岩谷麻優、元引きこもりの「女子プロ王者」何度も辞める宣言を…スポーツ 投稿日:2020.09.08 20:00

岩谷麻優、元引きこもりの「女子プロ王者」何度も辞める宣言を…

 

 昼間なのに「『Smart FLASH』をご覧のみなさん、こんばんはーっ!」という元気な声が響く。声の主は、華奢な体に人懐っこさと照れた表情が同居するスポーティーな美女だ。

 

 彼女の名は、岩谷麻優(27)。「2019年度プロレス大賞」の女子プロレス大賞を受賞した、現在 “女子プロレス界のアイコン” といわれる存在だ。

 

 

 2019年には、アメリカはニューヨークにあるプロレスの殿堂ともいえるマディソンスクエアガーデンでおこなわれた「WOH世界選手権」に参戦。さらに2020年1月には、プロレス界の盟主・新日本プロレスの東京ドーム大会にも出場を果たした。

 

 もっとも注目を集めている女子プロレスラーである彼女が、8月に初の自伝『引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで』(彩図社)を出版した。

 

「高校1年生のときに、人間関係のもつれで次第に引きこもりになっていって……。2年間で家の外に出たのは3回。しかも、庭に出た程度という(苦笑)。そんな引きこもっていたある日、兄が観ていたテレビのプロレス中継に目を……いや、心も奪われたんです!」

 

 その数週間後、タイミングよく、そのプロレス団体が地元に巡業にやってきた。兄と観戦した岩谷は、それまでの引きこもり生活が嘘のように、突然「プロレスラーになる!」と決意。家出同然で山口県から上京し、女子プロレス団体「スターダム」の練習生(のちの1期生)となった。

 

「上京しようにも所持金が6000円しかなく、『スターダム』の社長にお金を送ってもらって、なんとか上京しました(笑)。だけど引きこもりだったから、体力がゼロどころかマイナスなもんで、練習についていけなくて倒れまくっていたし、ひとりでロードワークをしては迷子になるという……」

 

 

 そんな “ポンコツ” ぶりを見せていた岩谷が、次第に頭角を現わしていく。『スターダム』の主要タイトルを総ナメにし、団体初の二冠王者にも君臨。さらに、海外の団体のベルトも巻いた。それが評価されて、ついに2019年度の「女子プロレス大賞」を獲得。女子プロレス界の頂点に立った。

 

「もちろん、大賞獲得は嬉しいです! でも、『よくぞ私が』って思いましたよ、最初は。チャンピオンになってからも失踪したり、内々にだけですけど、何度も『辞めます宣言』をしていて。でも、結局辞めないから “岩谷の辞める辞める詐欺” とまで言われて(笑)。

 

 辞めなかった理由、ですか? そうだな~……、やっぱり、『私にはプロレスしかないんだ』って気づくんですよね、諦めようとするたびに。

 

 そんな自分が大賞に選ばれたのは信じられなかったけど、今までポンコツを応援してくれたファンの皆さんに、やっと応えることができたかな~って。だから嬉しいんです!」

 

 このコロナ禍で、評価対象となる試合が激減。所属団体のスターダムも大会が中止になり、9月5日から興行を再開したばかりだ。また、これはあらゆるプロレス団体にいえることであるが、先々のスケジュールも予定どおりに開催される保証もない。

 

 そんななか岩谷は、2年連続の「プロレス大賞」受賞を狙っている。

 

「私自身、夏のビッグマッチが中止になって残念だと思いましたけど、残りの期間で巻き返そうっていうモチベーションになりました。あとは自伝の評判がいいのも、テンションが上がっている理由です(笑)。

 

 以前からのファンの方であれば、より深く私のことを知ることができますし、私を知らなかったけれど、タイトル獲得で興味を持って読んでくださった方には、ぜひ一度、試合を観てほしいです! 観てもらえたら、絶対に『来てよかった!』って思わせる自信はあります」

 

 岩谷が所属する「スターダム」の魅力は、美少女系、セクシー系、悪女系と、いろいろなタイプの選手がいることだ。本人は、なんの担当なのか。

 

「う~ん……天然系かな(笑)。私、昼の試合でも、挨拶で “こんばんはーっ!” って言ってるんですけど、キッカケは同じ会場で昼夜2回の大会があって、昼の部で思わず『こんばんは』って言ってしまって。それが、“麻優らしいね!” って定番になったんです」

 

 スポーツの醍醐味のひとつに、“大逆転” がある。10代の一時期を引きこもりで過ごし、周囲からポンコツ呼ばわりされた少女が、女子プロレスの頂点を極める……。そんな痛快な逆転劇を見たくなったら、彼女が待つ会場へと足を運んでみてはいかがだろうか。

 

写真(C)STARDOM

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