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今こそ認めよ「原辰徳は名将である」江本孟紀も中畑清も絶賛
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.10 06:00 最終更新日:2020.09.10 06:00
現役時代はチーム内で、監督としては横浜と巨人に分かれ、ペナントリーグを競い合ってきた中畑清氏(66)も、原監督を名将と認める。
「彼は、勝つためには私情を挟まず、非情になれる監督なんです。この1点、この1勝のためなら、4番の阿部慎之助にも平気でバントのサインを出していた。さすがに、俺にはできなかったな。とくに近年は、采配にいっさいブレがなくなった。
2020年8月6日の阪神戦では大きくリードされた際、投手を温存するために、内野手の増田大輝を登板させました。この采配には、『なぜ投手を使わないんだ』という批判が起きたし、批判が出ることもわかっていたはず。それでも、次の勝利のために増田を選んだわけですよ。
この勝利への執念のおかげで、ミスター(長嶋茂雄氏)や川上さんの記録を抜けたんじゃないかな。俺は原を名将と認めています」
“名将” は現在、セ・リーグ首位を独走中。悔しいけれど、こうなったらリーグ優勝はもちろん、8年ぶりに日本一の姿も見せてくれ! 以下では1000勝以上した名将たちの成績をご紹介する。
【これまで1000勝以上した監督の成績】
・原辰徳/1シーズンあたり平均78勝/1063勝798敗61分(14シーズンめ途中)
・鶴岡一人/1シーズンあたり平均77勝/1773勝1140敗81分(23シーズン)
・川上哲治/1シーズンあたり平均76勝/1066勝739敗61分(14シーズン)
・水原茂/1シーズンあたり平均75勝/1586勝1123敗73分(21シーズン)
・西本幸雄/1シーズンあたり平均69勝/1384勝1163敗118分(20シーズン)
・王貞治/1シーズンあたり平均69勝/1315勝1118敗74分(19シーズン)
・星野仙一/1シーズンあたり平均69勝/1181勝1043敗53分(17シーズン)
・長嶋茂雄/1シーズンあたり平均68勝/1034勝889敗59分(15シーズン)
・上田利治/1シーズンあたり平均66勝/1322勝1136敗116分(20シーズン)
・野村克也/1シーズンあたり平均65勝/1565勝1563敗76分(24シーズン)
・三原脩/1シーズンあたり平均64勝/1687勝1453敗108分(26シーズン)
・別当薫/1シーズンあたり平均61勝/1237勝1156敗104分(20シーズン)
・藤本定義/1シーズンあたり平均53勝/1657勝1450敗93分(31シーズン)
※敬称略、成績は9月7日時点、1シーズンあたり平均勝利数は2019年シーズンまでで算出
(週刊FLASH 2020年9月22日号)