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ゴルフ・原英莉花がメジャー初優勝! 豪快スイングを生む“美脚”を見よ

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.06 19:40 最終更新日:2020.10.06 19:40

ゴルフ・原英莉花がメジャー初優勝! 豪快スイングを生む“美脚”を見よ

2018年6月取材時に自分の魅力を聞かれ、「喜怒哀楽のあるところ(笑)」

 

 畑岡奈紗(21)、渋野日向子(21)に続いて、日本女子ゴルフ界 “黄金世代(1998年度生まれの世代)” の原英莉花(21)が10月4日、メジャー大会「日本女子オープン」を制覇。2020年シーズンでの初優勝を飾った。

 

 優勝争いを繰り広げたのは、9月6日の「ゴルフ5レディス」で優勝した、同じく “黄金世代” の小祝さくら(22)。3日目からトップを守った原は、小祝に4打差をつけ、堂々の勝利だった。

 

 

 本誌は、以前から原に注目。高校生だった2016年、「マスターズGC」にアマチュアとして出場した原を、「ジャンボ尾崎の門下生」として紹介している。このとき49位に終わったが、当時から「八頭身のアマチュア美女」として、広く注目されていたのだ。

 

 プロテスト合格後の2018年6月には本人にインタビューを敢行。そのとき、にっこり笑っての第一声が「FLASHさんが、いちばん最初に取り上げてくれたんですよね。ありがとうございました」というものだった。本誌の紹介記事を覚えていて、わざわざ、お礼を言ってくれたのだ。

 

 取材は、ツアーが開催されるゴルフ場で、練習後におこなった。カメラマンが「膝を立てて座ってもらえますか?」とリクエストをすると、「こんな座り方をするのは小学生以来です。なんか恥ずかしい(笑)。ポージングとか、すごい難しいです」と、照れまくり。

 

「振り返ってみて」とのリクエストには、「え〜! 本当に恥ずかしいです。これで度胸がつきますかね? バンカーから打っても入るようになるかな」と、恥ずかしそうに話していた――。

 

 今回、「日本女子オープン」の最終日には、11番から3連続バーディーを決め、小祝を引き離す “攻めのゴルフ” を見せた原。取材から2年が経過し、すっかり度胸がついたようだ。

 

「彼女の武器は、173cmの長身から繰り出されるドライバー」と話すのは、日韓のゴルフに詳しいスポーツライターの金明昱(キム・ミョンウ)氏だ。

 

「スイングが豪快で、飛距離も出ます。ドライビングディスタンス(ティーショットの平均飛距離)は約250ヤードと、女子選手の中でもトップ5に入ります。ショットの精度が上がってきたのも大きい。もともとポテンシャルは高いので、それが結果に繋がったということでしょう。

 

 彼女は、明るくサバサバした性格でノリもいい。カメラマンに対しても、笑顔で返してくれたりポーズを取ってくれるので、フォトジェニックな選手だと、評判はいいです。以前からファンが多かったので、このメジャー優勝で、一気にファンが増えるんじゃないでしょうか」

 

 現在、所属している「日本通運」のCMに出演しているが、今後はさらにスポンサー契約も増えるだろう。

 

 2018年の取材時に、「ドライバーに悩むおじさんゴルファーにアドバイスを」とお願いすると、「迷わずスパッと振り切ることが大事です。モジモジ悩むのがダメなんだと思うんです。スパッと振り抜く。ドライバーのコツはこれです」と答えてくれた。

 

 原のドライバーは、まさにこの言葉どおり。思い切り振り抜くドライバーが、最大の武器となっている。勝負カラーを聞くと、こう語っていた。

 

「好きな色は、紺とか白。シンプルな色とデザインが好きですね。あとは、緑とか紫とかですかね。ウエアは、そのあたりの色から選んでいます。派手なのはあまり好きじゃないんですよ。消去法で赤も着ないですね」

 

 今回の「日本女子オープン」の最終日に原が着ていたのは、白のウエアと紺のスカート、白のハイソックス。白と紺でまとめたウエアは、まさに勝負カラーだ。3日目で首位に躍り出て迎えた最終日。「優勝する」という強い気持ちのもと、勝負カラーのウエアを選んだのだろう。

 

 原の優勝は、2019年6月の「リゾートトラスレディス」以来で、レギュラーツアー2勝目となる。初優勝を飾ったとき、師匠であるジャンボ尾崎からは「2勝目が大事」と言われたという。

 

 喉から手が出るほど欲しかった2勝目に、優勝インタビューでは「ジャンボさんには自信を持って報告に行きたいです」と話していた原。今回のメジャー大会での圧勝で、実力&人気ともに “黄金世代” を引っ張っていくことになる。

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