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お笑いレスラー・後藤物央紀 痛快!スクーター盗難犯を「自力でねじ伏せた」

スポーツ 投稿日:2020.10.14 23:02FLASH編集部

お笑いレスラー・後藤物央紀 痛快!スクーター盗難犯を「自力でねじ伏せた」

巣鴨プロレス所属する後藤物央紀。週に5日はトレーニングしているガチムチレスラー

 

 10月5日、午前3時ごろ。「西口プロレス」の若手部門「西口ドア」のリングに上っている、お笑いレスラー・後藤物央紀(ごとうものおき・40)は、夜間清掃のバイトを終えて帰宅したところだった。

 

 彼は、新日本プロレスの人気レスラー・後藤洋央紀のものまねで戦う、一部でコアな人気を誇るマニアックレスラーだ。もちろんまだ夜明け前で周辺は真っ暗だったが、買い物に行こうと後藤がアパートを出ると、近くの学校の校門前で5~6人の若者が1台のスクーターを囲んでたむろしているのに気付いた。

 

 

「あれ、あの原付って……?」

 

 後藤には、見覚えがあった。
 じつはこのアパートで、彼は同じ「西口ドア」所属のレスラー・棚ボタ弘至(40)と、友人女性・A子さんと3人でルームシェア生活を送っている。時を遡ること約1カ月前の9月6日夜、A子さんがアパートの前に駐めていた愛用のスクーターが盗まれる事件があり、交番に盗難届も出していたのだ。

 

「しかも盗まれた翌日から、若い男たちがアパートの周りで、この原付を乗り回し始めたんですよ。僕やA子、そして近所の人たちまで何度も目撃して、『喧嘩を売ってんのか』と思いました。『近所のガキどもだな』と思って、僕と棚ボタで付近を探し回ったりもしたんですが、原付は見つけられなくて……」(後藤)

 

 その盗まれたスクーターが、目の前に出現したというわけだ。しかも、犯人たちと思しき若者5~6人も横にいる――。

 

「テンションが爆上がりしましたね。男3~4人に、女2人だったかな。地面に座ってダベっていたんですよ。その中にズンズン入って行って、スクーターの座席にドカッと座ってやったんです。僕は運転免許を持ってないから、原付の動かし方がわからない。とりあえず、逃げられないようにしようと」(後藤)

 

「僕は、その現場にはいませんでしたが、彼らもビックリしたと思いますよ。いきなり髭面のデカい男が現われて、原付きにまたがるんですから(笑)」(棚ボタ)

 

 ポカーンとする若者たち。後藤は「お前ら、いい度胸してんな。このバイク、誰のか知ってんのか?」と怒鳴りつけたという。その瞬間、若者たちは、まさに脱兎のごとく逃げ出した。

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