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ベガルタ仙台MF選手が「交際相手にDV」で逮捕…女性タレントの顔を蹴り、包丁を振り上げても公表されず

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.20 00:00 最終更新日:2020.10.21 00:40

ベガルタ仙台MF選手が「交際相手にDV」で逮捕…女性タレントの顔を蹴り、包丁を振り上げても公表されず

画面越しに包丁をもった道渕が、「一生後悔しつづけろ!」と……罵倒は3時間に及んだという(知人提供写真)

 

「助けてっ、殺される!」
 8月9日午前0時30分ごろ、宮城県警に切羽詰まった女性の声で、110番通報が寄せられた。女性は、交際相手の男性に暴行を受けていたのだ。女性が提出した被害届を受けて、9月7日、男は傷害罪容疑で逮捕された。

 

 この事件の加害者は、サッカーJ1の「ベガルタ仙台」に所属するMF・道渕諒平(26)。そして被害者の女性は、地元放送局の情報番組で活躍するタレントだった――。

 

 

「彼は仙台のユース出身で、サポーターの期待は大きい。キレて無用なファウルをする選手ではなく、むしろ仕掛けるプレーからファウルを多くもらうタイプ。日本代表入りも狙える、スター性のある選手です」(サッカー専門誌記者)

 

 道渕は、「ヴァンフォーレ甲府」に所属していた2017年にも、別の女性への暴行事件で逮捕され、出場停止などの処分を受けた過去がある。しかし、今回の仙台での事件は、いっさい報じられていないのだ。

 

「彼女は、今もトラウマに悩まされ、元の自分を取り戻そうと心療内科に通っています」

 

 そう事情を話してくれたのは、道渕とも今回の被害者である女性タレント・H美さん(27)とも交流のある知人だ。

 

「H美さんは、お笑いタレントを多く抱える大手芸能事務所に所属していました。道渕とは2019年5月、SNSで知り合い、1カ月後には交際に発展したと聞きました」(知人)

 

 交際は順調だったが、徐々にH美さんは追い詰められていく。理由は、道渕によるDVだ。

 

「交際から3カ月たつと、彼が日常的に暴言を吐くようになったのです。たとえば、『お前なんて、顔だけで生きてきたくせに』『俺は努力して成功したけど、お前は怠惰だから売れない』――。

 

 束縛も酷く、LINEの返信が5分遅れただけで『無視??』など、数十通もメッセージが届くと怯えていました」(同前)

 

 H美さんは、道渕を怒らせないよう努めたが、それがまたDVに拍車をかけた。

 

「彼女の体は、あざだらけでした。胸倉を掴まれ投げ飛ばされたり、首を絞められたり……。山の中で車から降ろされ、置き去りにされたことも。

 

 彼とのビデオ通話の映像を見せられ、相談を受けたこともあります。道渕がみずからに包丁を突きつけ、『俺の気持ちを踏みにじりやがって! 死んでやるから見てろよ、一生後悔しつづけろ!』と3時間も罵りつづけるんです。常軌を逸しています……」(同前)

 

 DVのあと、道渕はしつこいほど謝ってくるのが常だった。H美さんが別れを切り出すと、「死んでやる!」と暴れ、手がつけられない状態になった。ユース時代から道渕を知るサッカー関係者は、こう語る。

 

「仙台駅で、泣き叫ぶH美ちゃんを、道渕が車に引きずり込むのを見かけたことがあった。後日、道渕本人に注意したら、彼女がチクったと勘違いしたのか、3時間以上も彼女が罵倒されたと聞いた」

 

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