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巨人・原監督は「微差を感じる能力」がすごい! 敏腕経営コンサルタントが分析

スポーツ 投稿日:2020.11.13 06:00FLASH編集部

巨人・原監督は「微差を感じる能力」がすごい! 敏腕経営コンサルタントが分析

47度めのセ・リーグ制覇を果たした巨人。原監督の視線の先には、8年ぶりの日本一奪還しか見えていない

 

「スポーツの世界ではすべて通じると思うのですが、数値的に結果を残した人は、必ず要因があると思うんです。原監督は、3度も巨人の監督に就任されている。本物の名将といえるでしょう」

 

 巨人の監督として、勝利数が歴代1位となった原辰徳監督(62)を手放しで称賛するのは、経営コンサルタントの山本直人氏(42)である。

 

 

 2020年の巨人は既存の主力選手に加え、無名の若手が次々に抜擢され、結果を残した。以前のように、FAで各球団の四番ばかりを集めた大雑把なチームではなかった。

 

「企業経営も一緒ですが、いい人材を採用したからといって、結果が出るとは限りません。経営も、四番打者ばかりではダメなんです。また、原監督が力を入れている “育てながら勝ち続ける” のは、企業も一緒でいちばん難しい。やはり、時間がかかりますからね」

 

 そして、「成績は監督の力が半分、選手の力が半分」と分析する。

 

「試合では、意思決定イコール采配です。そして『決断したら、あとはコーチや選手にまかせる』ということを徹底している。監督や社長が、現場に必要以上に出てくると、チームが育たないですからね。

 

 また、“ジャイアンツ愛” という言葉をよく使いますが、すごくキャッチーだし、“愛” が何かということを、言葉だけでなく行動で体現している。そして本気で思っているからこそ、選手も応えている。

 

 半面、これは新聞で読んだのですが、『選手に対しては、実力至上主義を徹底する』とのことでした。“ジャイアンツ愛” と、ドライな厳しさを両立させているからこそ、うまくいっているんだと思います」

 

 そして、原監督の最も優れている点は、「微差力」だと続ける。

 

「スポーツにしろ企業経営にしろ、プロの世界はこれで成り立っています。細かいことに、いかに気がつけるか。プロは細かい違いがわかるけど、アマチュアは大きい違いしかわからない。

 

 原監督は試合結果だけで判断するのではなく、練習中の態度やなにげない仕草や表情、自分との会話などを総合的に見て、『試合に出すか外すか』を判断しているように思えます。その観察力、つまり『選手の微差を感じる能力』が卓越していて、だからこそ抜擢した若手が結果を出しているのでしょう。

 

 かつて、『名選手は名監督にあらず』という言葉が、日本のスポーツ界ではよく使われていました。それは、『俺はできたのに、なんでお前はできないんだ』といった見方をしてしまうから。でも、原監督にはそれがない。育成に関しても一度、選手の目線まで下りてきて指導していると思います」

 

 原監督への称賛は尽きないが、最後に意外な分析をする。

 

「原監督は戦国武将にたとえると、徳川家康タイプだと思います。もし経営者だったら、新しいものを作り出すベンチャー企業の社長というより、大企業の社長として継続性、成長性の高い経営をする能力のほうが高そうな感じがします」

 

 

やまもとなおと
(株)エンターイノベーション代表取締役。人材育成・組織開発が専門の経営コンサルタント。企業からオファーが殺到し、過去に2000回以上の研修・コンサルを実施している

 

(週刊FLASH 2020年11月24日号)

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