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渋野日向子「アメリカの仇はアメリカで!」全米OP健闘に秘められた“ただならぬ決意”
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.16 11:00 最終更新日:2020.12.16 11:00
「今日は100点以上。“出来杉くん” です(笑)」
米時間の12月10日に始まった「全米女子OP」で、12月11日、そう語っていた渋野日向子(22)。単独首位で決勝ラウンドに進み、最終日も単独首位で迎えたが、結果は通算1アンダーの単独4位。日本初のメジャー2勝目には届かなかった。
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2020年シーズンは海外を主戦場にしたが、計6試合でただの一度もトップ10入りがなく、2019年の「全英女王」の面影はなかった。
「海外の壁にことごとく跳ね返され、相当落ち込んでいた。プレーも消極的になり、“もぐもぐタイム” も数えるほどでした」(ゴルフライター)
そんな彼女に復調の兆しが見られたのは、11月に入ってから。「大王製紙エリエール」で5位、「ツアー選手権リコーカップ」で3位と、優勝争いに加わってきたのだ。
「精神面に問題があったのですが、帰国後に『考え方次第でスコアは1つ、2つ変わる。これからはポジティブにいく』と発言するようになった。
また、10月の全米女子プロで58位に沈んだとき『米国での悔しさは米国で晴らす』と誓ったんです。相当な決意で臨んだからこそ、好スコアに繋がったのでしょう」(同前)
全米後のインタビューでは、「『米ツアーに行きたい』という気持ちが、より強くなりました。この悔しい気持ちは米ツアーでしか晴らせないので、絶対またここで戦いたいと思います」と語った渋野。2021年こそ、雪辱を晴らしてほしい!
写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
(週刊FLASH 2020年12月29日号)