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松山英樹「マスターズ」制覇に菅総理が目論む「訪米時にツーショットを撮りたい!」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.04.13 17:17 最終更新日:2021.04.13 17:19
男子ゴルフの4大メジャー大会のひとつ「マスターズ」を制した松山英樹(29)。自身は10度めの挑戦で、ついに悲願の初優勝を果たした。今回の偉業で松山がもたらす経済効果を、大手広告代理店のキャスティング担当者が分析する。
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「松山のファンには富裕層、いわゆる大企業の社長や医師、弁護士などのお金持ちが多いんです。類似するアスリートでいえば大谷翔平がいますが、大谷は男女各年代からまんべんなく支持されているのに対して、松山は比較的高年齢層の男性から根強い支持を得ており、ターゲットへ抜群の訴求力があるとクライアントからも人気です。
しかも松山は、本場のアメリカでも寡黙なプレイスタイルがインテリジェントと評価されており、おもにエリートの白人を中心とした富裕層からは人気が高いんです。松山が契約しているLEXUSは、今やベンツのライバルとして、アメリカでも憧れの車となっています」
松山が2013年から交わしているLEXUSとの契約料は年間で約2億5000万円。それ以外にも、野村HDやロレックス、インディード、オークリー、ダンロップ、ファイテン、全日空、西川産業、バンテリンとスポンサー契約を結び、本業のゴルフの賞金以外でも、年間10億円以上は稼いでいる。
今回のマスターズ制覇で、松山の商品価値はどこまで高騰するのか?
「松山選手が望めばですが、現在契約中の企業と競合しない業種であれば、契約枠は残っています。契約料は、最低でも年間1億5000万円程度となるでしょうね。これは最盛期のイチローと同額ですが、コロナ禍にこの値段は破格の高さです。
マスターズ優勝までに得ていたスポンサー料金は10億円以上でしたが、今後は新規も含め、軽く倍に増えるでしょうね」(大手広告代理店キャスティング担当)
一躍、世界的スターとなった松山だが、ゴルフ誌記者は “肉体改造” が今回の優勝の礎となったと語る。
「松山が海外ツアーデビュー時に、一流外国人選手のドライバーの飛距離を目の当たりにして、肉体改造に取り組もうと決心したそうです。
日本に滞在しているときは、神戸市にある『B2ファクトリー』という専門ジムで、下半身強化を徹底的におこなってきました。ものすごいトレーニングの量で “筋肉の鎧” をつけて、食トレもおこない、20kg近く増量しました。今や海外の一流選手たちのあいだで、『強くなりたければ松山の太ももを見習え』との合言葉が流行しているほどです」
さらに、松山のマスターズ制覇の偉業の余波は、政界にまで及んでいるという。
「菅義偉総理の4月15日からのアメリカ訪問時に、松山選手と会見するという計画が急遽、持ち上がっています。支持率低迷に悩む菅総理にとっては、またとない好機ですから、なんとしてもツーショットを実現させようと、官邸サイドは情報収集に躍起になっています」(自民党関係者)
写真・AP/アフロ