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白鵬の“特権”に識者が疑義…“最後の一代年寄”貴乃花は、「資格廃止の提言」をどう見る?

スポーツ 投稿日:2021.04.24 11:00FLASH編集部

白鵬の“特権”に識者が疑義…“最後の一代年寄”貴乃花は、「資格廃止の提言」をどう見る?

 

 4月19日、日本相撲協会の第三者機関「大相撲の継承発展を考える有識者会議」は、「一代年寄」について存在意義を見いだせる根拠がないと提言した。一代年寄とは、誰もがその功績を認める横綱に、一代限りで現役時代の四股名による年寄(親方)襲名を認めるというもの。現在の相撲協会の定款には、一代年寄の記述がまったくないというのが、今回の発表の理由だ。

 

 親方として相撲協会に残るために必要な年寄株は、巨額の金銭で売買される既得権益化が、しばしば問題となってきた。しかし、圧倒的な成績を残した横綱であれば、面倒な権利関係にわずらわされず、一代年寄として自分の部屋を持つことが可能だったのだ。今までならーー。

 

 

 現横綱であり、7月場所で進退を決めるとされている白鵬(36)が狙いすましていたのは、まさにこの特権である。史上最多44回の優勝を果たし、「一代年寄、間違いなし」と思われていた白鵬にとって、その存在自体がなくなるというのは、到底受け入れられない事態なのだ。

 

「1969年に大横綱である大鵬が、一代年寄の第1号となりました。その後、北の湖、貴乃花が一代年寄となっています。千代の富士は九重部屋を継承したため、一代年寄を辞退しました。大鵬、北の湖も鬼籍に入り、貴乃花も2018年に相撲協会を退職。現在は一代年寄は一人もいません」(スポーツ紙記者)

 

 かつて、朝青龍が20度めの優勝を決めたときに、一代年寄に色気を見せて物議を醸したことがある。また、白鵬も北の湖理事長時代に「昭和の大横綱である理事長から『一代年寄』をもらいたかった」と発言するなど、地縁の薄い海外出身力士にとっては、一代年寄は魅力的なのだ。

 

「横綱は引退後、現役時代の四股名で5年間は相撲協会に残れます。親方になるなら、その間に年寄株を取得しなければなりませんが、一代年寄なら四股名のまま親方になれます。白鵬部屋を起こすことも可能でしたが、今日の提言でそれが難しくなってきました」(同前)

 

 素行の悪さや、品格のなさ、休みすぎなどの問題で、相撲協会に不信感を与え続けてきた白鵬。親方の芽がなくなるのは、どうしても避けたいところだが、協会側もさんざん苦労させられただけに親方にはしたくない。そこで協会は、これまで慣例で認められてきた特例そのものに、疑義を呈したというわけだ。

 

 最後の一代年寄であった貴乃花光司氏(48)は、このドタバタ劇をどう見ているのだろうか。現在、東京・五反田の豪邸は売りに出されており、「貴乃花道場」として事務所が置かれている都内のマンションにも人の気配はなし。マネジメント事務所を通じて、貴乃花氏の考えを尋ねたところ、次のような回答があった。

 

「相撲協会でお決めになられたことですし、私は何かを発する立場にありませんし、何も言うことはございません」

 

 一時代を築いた横綱にだけ許された「一代年寄」は消滅する可能性が高い。東大名誉教授・山内昌之有識者会議委員長の「廃止ではなく、制度そのものが本来なかった。協会のどこにも規定がない」という、なんとも締まらない理由で、引退後の白鵬は茨の道を歩むことになるのか。それとも “最後の反撃” があるのだろうかーー。

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