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岩村明憲 元大リーガーが「養育費不払い」隠し子を見捨てた通告書【上半期ベストスクープ】

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.03 16:00 最終更新日:2021.07.04 06:38

 

岩村明憲 元大リーガーが「養育費不払い」隠し子を見捨てた通告書【上半期ベストスクープ】

2021年1月、弁護士からMさんに送られてきた通知書。「2020年12月に『養育費を3万円にしてほしい』と連絡をもらい、応じなかったら、これが送られてきました」(Mさん)

 

 ところが2021年1月、Mさんのもとに、岩村の代理人弁護士から、驚きの通知書が届く。それはコロナ禍で収入が減り自身の生活が苦しくなったとして、一方的に養育費の停止を通知するものだった。

 

「話し合う場もなく我が子の養育費を打ち切るなんて、あんまりです。それに通知書には、『養育費としてこれまで1650万円を支払った』とありますが、そんなにもらってない。途方に暮れています」(同前)

 

 養育費問題に詳しい、あおば法律事務所の橋本智子弁護士は、こう語る。

 

「このケースは、典型的な養育費不払いです。Mさんが認知と養育費の支払いを求めるなら、家庭裁判所で審判または調停をおこなうことになりますが、そもそも岩村さん側の社会的地位や財産を考えれば、いくら生活が苦しいといっても、いきなり養育費を打ち切ることは認められないでしょう」

 

 岩村の真意を球団に問い合わせると、本人から編集部に電話があった。

 

――Mさんとのあいだの子を認知しなかったのは、なぜですか?

 

「きちんとDNA鑑定を受けて認知しようという思いはあったが、延ばし延ばしにしてしまった。ただ、彼女の実家で話し合ったときの記憶は曖昧で……。自分が当事者じゃない感覚で、まともな精神状況ではなかったんです」

 

――スター選手だったあなたが、1円も養育費を払えないとは信じがたいのですが……。

 

「すでに1600万円を支払いましたし、コロナ禍で球団も融資頼りの危うい財務状況で……。報酬がゼロの月もありました。もとから僕が浪費家なこともあり、貯蓄を切り崩しながらの毎日で、自分の生活もまわらず、定期的な支払いが難しくなってしまいました」

 

――奥さんとの仲は?

 

「2019年3月に離婚が成立しました。……もちろん隠し子報道が原因です」

 

 岩村はそう、苦境を訴えた。

 

「今は東北復興のためにもと、自分の報酬を返上して頑張っています。彼女とも、あらためて話すべきかもしれませんね……」

 

“金の切れ目が縁の切れ目” というが、切っても切れないのが、親子の縁ではなかろうか――。

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