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本塁打数リーグ首位の大谷翔平 来季の “評価年俸” は「70億円超」!

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.06 06:00 最終更新日:2021.07.06 06:00

本塁打数リーグ首位の大谷翔平 来季の “評価年俸” は「70億円超」!

写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 

 大谷翔平(27)が、オールスター史上初の二刀流として選出された。ファン投票の「DH部門」では、断トツの得票率63%を集めてのことだった。さらに、6月度のア・リーグ野手部門で月間MVPを獲得している。

 

 日本時間7月5日時点(以下同)で81試合に出場し、ア・リーグトップの31本塁打、打率.278、67打点、12盗塁なら当然の結果だろう。

 

 

 大谷はエンゼルスと2月に2年総額で850万ドル(約9億3500万円)の契約を結び、今季の年俸は300万ドル(約3億3000万円)。

 

「保有権は2023年まであり、球団にはおいしい契約といえるでしょう」と解説するのは、サイバーメトリクスの専門家で、株式会社デルタ代表の岡田友輔氏だ。

 

「近年、MLBでは、野球を統計学的に分析するセイバーメトリクスに基づく『WAR』という指標が、年俸のおもな評価基準となっています。これは打撃、投球、守備、走塁を総合的に評価するので、投手と野手の比較も可能。

 

 大谷選手のWARは、米デジタルサイト『Fangraphs』では4.6(7月2日時点)。メジャー全体では、2番めに高い評価です」

 

 あくまで、年齢を重ね、成績が落ちる期間も含めた長期契約の場合だが、基準は1WAR=年俸800万ドルだという。

 

「大谷選手がこのペースで最後まで出場を続け、活躍すると仮定すれば、WARは9.0を超えます」(岡田氏)

 

 その基準を用いれば、今季の大谷の価値は70億円を軽く超える。米国でFA資格の取れる2023年には、「最低でも10年330億円が相場になるだろう」という見方が大半を占めているというから驚かされる。

 

(週刊FLASH 2021年7月20日号)

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