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大谷翔平「嫁探し」最大の壁は、MLB奥様会“恐怖の掟”! 妻になるなら覚悟が必要
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.15 18:00 最終更新日:2022.07.20 17:18
大谷翔平(27)がオールスターでも魅せてくれた――。7月13日(日本時間14日)「1番DH」で出場し、特別ルールで1回裏のマウンドに上がった大谷は、強打者たちをわずか14球で3者凡退に打ち取り勝利投手となった。
試合前におこなわれた恒例のレッドカーペットショーにも参加した大谷は、濃紺のスーツに純白のTシャツ、胸元にポケットチーフを忍ばせるスタイルで、沿道の女性ファンから大声援を受けた。SNS上でも「スタイルがよすぎて惚れ惚れする。見てたら視力が回復しそう」「チャラチャラ感がまったくなくてシンプルだけど超カッコいい」など、絶賛の嵐だった。
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日本のみならず、アメリカでも女性人気が急上昇の “独身” の大谷。いまや彼女たちの関心の的は本塁打数よりも、誰が大谷のハートを射止めるか――。だが、メジャーリーガーのスター選手の妻となるには、それ相応の覚悟もいるという。
かつて、カージナルスなどで活躍した田口壮氏(現オリックスコーチ)の妻・田口恵美子さん、ドジャースなどで活躍した石井一久氏(現楽天監督)の妻・木佐彩子さんが、本誌にメジャー奥様会の “恐怖の掟” を明かしていた。
木佐 メジャーの場合、妻たちも球場に行って応援するのが当たり前なんです。私は「(ホーム球場の)ロスでの試合は夕食を作る」と言ったら、「あなたは彼のシェフ? そんな時間があるなら応援に来なさい」と言われたほどです。クラブハウスには試合後、フルコースの豪華な夕食がバイキング形式で用意されているのにも驚かされました。
田口 私もホームの試合はほとんど応援に行きましたし、ビジターでも「奥様会」がチャーター機を予約して行くこともありました。
木佐 フィアンセまでは家族として乗せてもらえました。恋人はNGでしたね。
田口 大事な試合になると、応援に来てもらいたいから恋人がフィアンセに格上げされる。でも、しばらくしたらフィアンセが別の女性に変わっていたなんてことも(笑)。
球場ではときにファンからヤジられることもあったという。
田口 「お前の亭主はチームに何か貢献したことがあるのか?」なんて言われたことがあります。知り合いの奥さんは生卵をぶつけられたことがありました。
木佐 主人は4年めにメッツに移籍したんですが、ニューヨークのファンは年俸に見合わない選手には大ブーイングで厳しかったですね。
さらに、病院への慰問や寄付金を募ったりと、チャリティ活動も“奥様会”の大事な行事のひとつだ。
田口 スタジアムで選手のグッズを売って、寄付金を募ることが多かったですね。ミステリーボールといって、袋の中にあるサイン入りボールを1個40ドルで売ってました。誰のが当たるかわからないから、ファンはスター選手狙いなんですが、主人のが当たったときに「あっ、田口のか……」と言われたときは申し訳なかったです(苦笑)。
木佐 チャリティの規模も桁外れ。私はドジャースタジアムでいちばんいい観戦部屋をオークションで出したんですが、最初はやりすぎかなと思っていました。ところが、それが最下位ぐらいの賞で、ほかは豪華客船の旅とか、ファーストクラスのエアチケット4人分とか、欧州の一流ホテルの宿泊券とか(笑)。
最大の障壁は、妻たちの金銭感覚の圧倒的な格差だった、と口を揃える。
田口 あるとき、チームメイトの奥さんから電話がかかってきて、「プライベートジェットでニューヨークに行かない」って言われたんです。でもこれ、100万円くらいかかる。
木佐 それって払ってくれないんですか?
田口 払ってくれるから困るわけ(笑)。どうやってお返ししたらいいか困っちゃうし……。本音を言うと、主人がマイナー落ちしたときは、金銭感覚的な意味ではホッとしました。ここが私の居場所だ、みたいな。
木佐 「奥様会」の食事も大変でしたよね?
田口 私は払ったことがないんです(笑)。たとえ何人参加していようが、どんなに高級な店だろうが、誰かがいつの間にか払っているんです。「いくらだったの?」なんて、雰囲気的にも絶対に聞けない。あるとき、マイナーから昇格したばかりの選手の奥さんが、食事中ずっとソワソワしていたんです。理由を聞くと、「いったいいくらで、誰が払うんですか? 私には払えません」と、泣きそうな顔で言うんです。私も「大丈夫。私も払えないから、いざとなったら一緒に逃げようって(笑)」。でも、その選手はその後ものすごい年俸をもらってましたから、あの奥さんが支払い役になったのかもしれませんね。
何もかもが、日本のプロ野球とはスケールが違いすぎるメジャーリーグ。稀代のスーパースターの伴侶になるには、生半可な覚悟では務まらないというわけだ――。