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2大会ぶりメダル狙う水泳・入江陵介、実母明かす「弱音は吐かない」優等生ぶり

スポーツ 投稿日:2021.07.18 06:00FLASH編集部

2大会ぶりメダル狙う水泳・入江陵介、実母明かす「弱音は吐かない」優等生ぶり

1993年、幼少期のあどけない笑顔を見せる入江

 

 開幕を目前に控えたオリンピック。開催を強行しての緊急事態宣言、各地において無観客試合の決定など、問題は山積……でも、どうせ開催されるなら、楽しまなきゃ損!

 

 今回、本誌は東京五輪「注目アスリート」のルーキー時代を総力取材。東京五輪で “金” を狙う選手たちのことをもっと知って、応援しよう。

 

 

 2008年の北京五輪から4大会連続出場し、競泳陣最年長の31歳となる入江陵介。競泳チームの主将を務める背泳ぎの入江は7月9日、近大がオンラインで開催した壮行会にビデオでメッセージを寄せ、「メダル獲得を目指して頑張りたいと思います」と2大会ぶりの表彰台を誓った。

 

 2012年のロンドン五輪では3つのメダル(100m背泳ぎ銅、200m背泳ぎ銀、400mメドレーリレー銀)を獲得しながらも、2016年リオ五輪ではメダルを獲得できなかった入江。

 

 6月、日本テレビの取材に対し、「リオ五輪後に引退もよぎった。(東京開催でなければ)多分やめていた」とも語っていた。

 

 東京五輪を「集大成の場所」と決める入江陵介は、姉、兄に連れられて、4歳から近所のスイミングスクールに通い始めた。小学2年で兄の後を追って、名門「イトマンスイミング」に入部。

 

「最初はレベルが高すぎて、半ベソばかりかいて、ついていくのが精いっぱい。ただ、弱音は吐かなかったですね」(母・久美子さん)

 

 ハードな練習をこなしつつピアノを習い、学校の成績は上位をキープしていたという。

 

 その “優等生ぶり” は、「世界一美しい」とまでいわれる水泳のフォームにまで表れている。軸がぶれないため、ペットボトルを額に乗せて泳ぐことができるとも。“もっとも美しい” メダル獲得の瞬間を楽しみにしたい。

 

(週刊FLASH 2021年7月27日・8月3日合併号)

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