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ヒップホップ愛も告白“大麻使用”貴源治が豪語した「パワハラ上等」「自分は中卒だから」

スポーツ 投稿日:2021.07.20 18:10FLASH編集部

ヒップホップ愛も告白“大麻使用”貴源治が豪語した「パワハラ上等」「自分は中卒だから」

大麻使用が明らかになった貴源治(2018年撮影)

 

 7月20日、日本相撲協会は十両・貴源治大麻使用が判明したと発表した。
 

 発表によると、貴源治の大麻使用について協会に情報が入り、7月19日に薬物検査を実施。
 検査で大麻陽性の判定結果が出たため、貴源治に聞き取りをおこなったところ、名古屋場所(7月18日千秋楽)の最中に宿舎近くの道路で大麻たばこ1本を吸ったことを認めたという。

 

 

 名古屋場所では、二日目に貴源治が炎鵬の顎を激しく突き上げて流血。一度審判長が両者を土俵からおろしたが、炎鵬は目がうつろの状態で取り直しが不可能と判断され、貴源治の「不戦勝」となったことにも賛否の声が上がっていた。

 

 じつは、本誌は2019年6月に当時、新入幕だった貴源治を取材している。彼は意気込みを聞かれ、こう答えている。

 

「何年か前の巡業で、白鵬関に声をかけてもらったんです。『早く上がってこい。俺が引退するのは、お前らに負けたときだ』と」

 

「自分の時代にしたい。自分の時代を切り拓きたい。特に(自分は)中卒ですから、学生相撲出身の力士には負けたくないという気持ちは強いですね」

 

 しかし、大麻使用が明らかになり、過去の事例から見ると「解雇処分」などの重罰処分の可能性は高い。どうやら、この夢をかなえることは出来なさそうだ。

 

 この取材中に「相撲道」への意気込みよりも、非常に熱く語ったことがある。それは「中学生3年生のころから大好きなんです。アメリカのラッパーも聞きますよ」と語った“ヒップホップ”についてだ。

 

 ヒップホップ楽曲をたくさんつめこんだ「iPhone」と「AirPods」は手放せないと話していた。

 

 初土俵から8年。これまで、貴源治の周囲では、多くの“不祥事”が起きてきたーー。

 

 双子の兄で格闘家のスダリオ剛(元貴ノ富士)は、2度にわたる付け人への暴行事件で、2019年10月に自ら引退。その前には、貴ノ岩が日馬富士から暴行を受けて「貴乃花部屋」を巻き込んだ大騒動となった。

 

 貴源治は相撲部屋での生活について、こう話していた。

 

「いまは何かあったらすぐにパワハラとか言われる時代ですよね。自分らはもうパワハラ上等ですから。厳しい世界って、独特ですから。それがないと、下の子たちも強くならないし」

 

 この“厳しさ”で、自分を律することはできなかったのか。

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