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久保純子 狙い通り? 大谷翔平に“残念インタビュー”喜んだのは高齢者だけ

スポーツ 投稿日:2021.07.21 10:10FLASH編集部

久保純子 狙い通り? 大谷翔平に“残念インタビュー”喜んだのは高齢者だけ

 

 7月12日(日本時間13日午前)におこなわれた米メジャーリーグ、オールスターのホームランダービーに日本人として初出場を果たしたエンゼルスの大谷翔平(27)。NHKが人気イベントを生中継したが、現地リポーターとして現れたのは、元NHKアナウンサーの久保純子(49)。かつては同局きっての人気アナだった“クボジュン”の久々の登場に、ネット界は大いにざわついた。

 

 大谷がホームランダービー1回戦敗退後、インタビューに臨んだ久保アナは声が小さく、大谷が聞き返す場面も。

 

 

「今の気持ちは悔しいということなんでしょうか?」と、ややベタな質問をすると、大谷は「いや、楽しかったです。雰囲気も良かったし、いい経験になりました」とコメント。

 

「疲れました」を連発する大谷に対して「ゆっくり休めそうですか? 体力を再び戻す方法というのは?」と、またしても平凡な質問を繰り出したが、大谷は「疲れましたけど、これから休んで明日に備えたいなと思います」と笑顔でコメントしていた。

 

 大谷は知らないであろう久保アナの経歴を整理しておこう。慶応大学卒業後、1994年にNHK入局、1996年4月から担当した『ニュース11』で人気に火が付いた。その後、『紅白歌合戦』や『プロジェクトX』の司会も務め、“クボジュン”の愛称で、アイドル並みの人気を博した。2004年に退局し、フリーに転身している。

 

 久保アナは2016年から夫の転勤に伴い、家族で米ニューヨークに引っ越して以降、現地で生活している。「朝日新聞デジタルマガジン&[and]」に「久保純子 LIFE in N.Y.」という連載を2021年6月14日から開始し、ニューヨークでの日々を綴っている。直近の7月5日の記事では「ワクチン接種の最新リポートをお届けします!」と題し、ワクチン接種を進める現地の様々な取り組みとともに、久保家では家族全員が接種を終えたことを本人の証明書を交えて報告している。

 

 なぜ、いま彼女に白羽の矢が立ったのか? その理由を制作プロデューサーはこう分析する。

 

「コロナの影響もあり、60代、70代以上の元気な人たちは外に出かけられず、自宅でテレビを見て過ごすことが多い。そんな世代が“孫のように可愛い”と喜んで見ているのが、大谷翔平と藤井聡太。へたな番組を放送するより大谷の試合や藤井の対局を放送したほうが、世帯視聴率が取れると言われている。

 

 今回はNHKがホームランダービーを生中継したが、そこへクボジュンを持ってきたのは、いまテレビを見ている多くの人が彼女のかつての活躍を知っている世代だから。そもそも彼女はNHK出身で全国区で知られているし、人気も高かった。

 

 あとは、番組の制作費の問題。いまはテレビ局では制作費が削られ、ある民放局は40%も削られている。現地取材が難しいタイミングで、地の利もある彼女が起用されたのでしょう」

 

 放送直後、ネット上ではクボジュンに対する批判が巻き起こった。

 

《「日本は4度目の緊急事態宣言で?」とか意味不明な質問の始め方…》

 

《悔しくない楽しかったと言ってるのに「悔しいです」って、このオバハンなんなんや?》

 

《野球を分かっている人にやって欲しかった。 林先生にインタービューさせた方が良かったかも?》

 

 クボジュンをよく知る世代の人々は懐かしさを覚えたかもしれないが、「クボジュンって誰?」という若年層にとっては全く理解できない人選だったのだろう。クボジュンの“再登板”の実現は難しそうだ。

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