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ドタバタ東京五輪の“被害者”ミライトワ&ソメイティが「メダリスト効果」で爆売れ中!

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.31 08:00 最終更新日:2021.07.31 08:00

ドタバタ東京五輪の“被害者”ミライトワ&ソメイティが「メダリスト効果」で爆売れ中!

体操個人総合で金メダルの橋本大輝の手にも「ブーケ」が(写真・JMPA)

 

 まさか、開会式にも姿を見せないとは!

 

 7月23日におこなわれた東京オリンピックの開会式。そこに、東京オリンピック・パラリンピック大会の公式マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」が登場しなかったのだ。

 

 スポーツ紙記者が話す。

 

 

「大会マスコットがオリンピック開会式に登場しないのは極めて珍しいと思います。

 

 本番直前に国立競技場上空でミライトワがドローンで描かれる様子が目撃されていましたが、開会式では披露されず。
 演出チームだった小山田圭吾氏、小林賢太郎氏の辞任によって『削除されたのでは?』と噂されています」

 

 本来であれば試合会場に集まった満員の観客に向けて、公式マスコットの着ぐるみがパフォーマンスをおこなうところだったが、無観客開催となったことでそれも消えてしまった。

 

 しかしーー。「ミライトワ」「ソメイティ」のグッズは、ここにきて売り上げを伸ばしているという。

 

「オンラインショップも開会式直後にアクセスが集中していましたが、その後の日本勢のメダルラッシュのおかげか、都内にある『東京2020オフィシャルショップ』や大型書店などの実店舗にもグッズを求める客が集まっているんです。

 

 露出減という逆境に負けない粘り強さは、まるで卓球・混合ダブルスで逆転勝ちで金メダルを獲得した“伊藤&水谷ペア”のようです(笑)」(前出・社会部記者)

 

 もうひとつ公式マスコットの評価を急上昇させているのが、「ビクトリーブーケ」の存在だ。
 競技後の表彰式でメダルの副賞としてメダリストたちに贈られるブーケで、東日本大震災の被災地で育てられた花束に「ミライトワ」が添えられているのだ。

 

 これには、SNS上でも絶賛の声が続出している。

 

《ビクトリーブーケ欲しいなぁ。ミライトワが可愛い。》

《ブラジルの柔道の選手がブーケのミライトワを興味津々に見てるw なんか私もミライトワに愛着湧いてきてグッズ欲しくなってきたもんな笑》

《五輪のブーケ可愛いね マスコットもメダルの色でついてていいね》

 

2018年平昌五輪で高梨沙羅が手にする「スホラン」(写真・JMPA)

 

 過去に五輪取材を経験したスポーツライターが語る。

 

「じつは、この現象は2018年の平昌オリンピックでも起きていました。平昌オリンピックでは競技直後のセレモニーで、金・銀・銅のそれぞれのメダルを首にかけている公式マスコット『スホラン』のぬいぐるみがメダリストに手渡されていたんです。

 

 開幕当初は大量に売れ残っていた平昌オリンピックの公式グッズでしたが、毎日繰り返しメダリストたちが掲げるスホランを見ているうちに、観客たちがグッズ売り場に殺到するようになりました。閉会式の日には、スホランのぬいぐるみはどこのショップを探しても見つからない状態でしたね。

 

 東京オリンピックもこの調子でいくと、ミライトワのぬいぐるみがじきに売り切れることになるのでは、と思っています」

 

 開会式には出られなくても「メダリストの手のひら」という最高の居場所があった!

 

 写真・JMPA

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