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本並健治・丸山桂里奈 結婚1周年も倦怠期とは無縁の面白すぎるやり取り「週刊誌のグラビアでお尻を出すなら教えて(笑)」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.23 06:00 最終更新日:2021.10.23 06:00

本並健治・丸山桂里奈 結婚1周年も倦怠期とは無縁の面白すぎるやり取り「週刊誌のグラビアでお尻を出すなら教えて(笑)」

「何かあると『昭和の男』ってバカにするんですよ」と本並。対する丸山も、じつは昭和58年生まれ

 

 元サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」FWで、2度のW杯と3度の五輪に出場した丸山桂里奈(38)。一方、現役時代はG大阪などでプレーし、その彫りの深い端正な顔立ちから「浪速のイタリアーノ」の愛称で知られた元Jリーガーの本並健治(57)。

 

 かつて女子サッカーリーグの大阪高槻で選手と監督という間柄だった2人は昨年9月、突如結婚を発表して世間を驚かせた。19歳の年の差夫婦は、どんな新婚生活を送っているのか。結婚1周年を迎えた2人を直撃した。

 

 

丸山「早いですね、もう1周年ですから。お祝いで、串揚げパーティをやりました」


本並「このご時世、外食は難しいので自宅で。串揚げ用の卓上コンロも買いました」

 

 結婚後は2人でバラエティ番組に出演する姿もすっかりお馴染みとなった。仕事と自宅、2人で過ごす時間も多いが、家事などの役割分担はどうしているのだろうか。

 

丸山「食事は基本、私が作ります。ただ、片づけや掃除は苦手だから、そこは本並さん。洗濯も畳むのはいいけど、干すのが冷たくて苦手で……。洗濯機のスタートボタンはほとんど押してないかも(苦笑)」


本並「きっちり決めたわけじゃないですが、自然と掃除と洗濯は自分がやってます」

 

 東京都出身の丸山に対し、本並は大阪府出身。かつてテレビ番組で、食の好みの違いで盛り上がっていたが……。

 

丸山「本並さんはマジで関西人なんで、出汁にめちゃくちゃうるさいんです。私は出汁が気になるのって味噌汁くらい。でも、関西の人はうどんでも鰹節とか昆布とかにこだわるじゃないですか」


本並「関東の食事は基本、味が濃い。関西はやっぱり澄まし汁が多いですから」


丸山「私は味は濃いめが好き。だから、お正月に実家でお雑煮を食べたときも、本並さんのぶんだけ別に作りました。ふだんはさすがに別に作るのは大変なので、本並さんのぶんの半分は薄めに(苦笑)」

 

――結婚して気づいたお互いの意外な一面はありますか?

 

本並「桂里奈はこう見えて、礼儀にすごくしっかりしている。仕事のとき仲のいい人に『ちわーす』みたいに、簡単に挨拶をすませると『そこはきちんとしたほうがいい』と諭されますから」


丸山「挨拶くらいできないと、本並さんはただのチャラいオジサンだし(笑)。それに、私たちは元アスリートで、テレビの仕事をしてきたわけでもないし、そこで仕事をさせてもらう以上、敬意を持って行動をすることでまわりからも信用してもらえる気がして」

 

――喧嘩することは?

 

本並「ありますよ。テレビでは桂里奈の “トリッキー” な発言がおもしろがられているようですが、家ではこっちが冗談でちょっかいを出すと、本気で怒ったりしますから」


丸山「テレビでそんなにおもしろいこと言ってるつもりはないんです。本並さんは関西人だから家でもボケて、ツッコんでほしいのかもしれないけど、私、芸人さんじゃないし。それよりも、いつもBSでワニとかサメの番組ばかり観ないでほしい。1回、ワニ、サメ、ワニって連続で観ていたことありましたからね(笑)」


本並「仕方ないやろ、シリーズもんなんだから!」

 

 2012年に2人が出会ったときは、選手と監督という立場で、恋愛はもちろんご法度。当時、丸山は本並を「ただの怖い人」と思っていたという。

 

本並「いちばん最初に会ったのが試合の日で、思いっ切り遅れてきましたから。ホテルからチームバスが出るってときに、駐車場に車で入ってきて。だから、第一印象は『おせ〜な、遅刻やで』ですよ」


丸山「当時、つき合うとかは全然考えていなかった。つき合いだしたのは、本当に結婚の数カ月前からなんです」

 

 当時、丸山にとってただの怖い人だった本並も、今はすっかり頼りになる夫となった。

 

丸山「やっぱり本並さんは元GKだから安心感がある。地震で家が揺れたときも、私は風呂上がりでノーパン、ノーブラ。愛犬を抱えて外に避難するなら、パンツ穿いてブラつけなきゃとあたふたしていたんです。そうしたら、本並さんは『まあ、落ち着けや』と言っていました。FWとGKは組み合わせとしていちばんかも。FW同士だと落ち着きがなさすぎで、GK同士だと落ち着きすぎという」


本並「全然わからんけど(笑)」

 

――結婚後2、3年で倦怠期が訪れるともいわれていますが、気をつけていることは?

 

本並「思ったことがあれば溜め込まないことですね」


丸山「私も溜め込まないようにしていて、なんでも当たり前だと思わないように気をつけています」


本並「とはいえ、生活していると当たり前になることもありますけどね」


丸山「それがダメなんだって! 若い奥さんもらって、それだけで贅沢なのに(笑)」

 

 仕事も順調で、結婚にはどちらかというと後ろ向きだった丸山は、結婚後も自由にさせてくれる本並に感謝しかないとも話す。

 

丸山「女性は結婚すると、仕事のスタイルを変えないといけないってよく聞きますよね。私は現役をやめて今の仕事を始めて順調だったし、楽しかったから、べつに結婚はしなくてもいいかなと思っていたんです。でも、今は幸せ。それは結婚しても本並さんが自由に仕事をさせてくれて、私が何も変わっていないから。そこは、本当に感謝しています」


本並「人生は一度きり。やりたいことをやるのがいいじゃないですか。僕は現役時代、試合中に腎臓破裂という大怪我をして、一歩間違えれば命がなかったかもしれなかった。そんなこともあったので、人生に悔いは残したくないと思っているんです。ただ、仕事で何をやってもいいんですが、事後報告が多いのはちょっと……。いつだったか週刊誌のグラビアでケツを出してましたからね(笑)」


丸山「お尻を出したのは、結婚前でしょ! だから、結婚前のことを言うのはやめてほしい」


本並「この前もゆりやん(レトリィバァ)の際どい衣装着てたやん! 次は事前に教えてや(笑)」

 

 スポーツの世界では、才能を子供が受け継ぎ “二世” として活躍するケースも多い。ともに日の丸を背負った夫婦だけに、子供ができればその将来は楽しみになる。

 

――子供はすぐにでもほしい?

 

丸山「そうですね。ただ、今は妊活がしたくてもできないというか……。とくに私の仕事は、夜終わるのが遅くて朝早いので、なかなか “試みる” 時間がなくて(笑)」


本並「試みるってどういう表現や(笑)。女の子なら五輪選手か、モデルになってくれたらいいな」


丸山「男の子で運動神経がよかったら絶対にGKじゃなくてFWにしたい(笑)」

 

 理想の夫婦像などは、とくにない。変わらずに年を重ねていければと自然体である。

 

本並「今後も今のままでいいんじゃない」


丸山「本並さんは今のほうがカッコいい気がするし、今後も私たちらしく生きていければいいかな」

 

写真・ヤナガワゴーッ! 取材&文・栗原正夫

 

(週刊FLASH 2021年11月2日号)

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