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大谷翔平 “番記者” 語る名場面「ホームランダービーではボールにサインを…」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.02 06:00 最終更新日:2021.11.03 15:42
打っては、46本塁打、100打点。投げては9勝2敗、156奪三振――。前人未到の記録を打ち立てた大谷翔平の勢いには、日本国民が湧いた。
マスコミも総動員で大谷の活躍を報道した2021年。本誌は、新聞社、通信社らに「我が社が選ぶ大谷のベストショット」を聞いた。
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スポーツニッポンの柳原直之記者、沢田明徳カメラマンは、7月12日、MLBのホームランダービーを振り返りこう語る。
「スター選手たちがみんな大谷選手に注目しているのがわかる写真です。ホームランボールを捕球したファンに取材すると、ボールには大谷選手のサインがありました。事前に大谷選手は、本塁打競争に使われる1ダースほどのボールにサインを入れていたんです。
そのボールを捕ったファンを取材できたことは貴重な体験でした。本塁打競争後と試合後に囲み取材がおこなわれ、ともに大谷選手は落ち着いて話していましたが、顔は紅潮していました。
私は日本ハム時代の2014年から担当して8年めになりますが、あれほど気持ちが高ぶっている大谷選手を見たのは初めてです」(柳原記者)。
「この写真は、再延長戦の最後の一球を1階席から撮ったものです。ほぼすべての選手が大谷選手のひと振りに注目していた雰囲気は圧巻で、まさに大谷選手が本塁打競争の中心にいました。終了直後に対戦相手のソト選手らとハグするシーンはまさに “お祭り” でしたね」(沢田カメラマン)