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大谷翔平 専門家が「二刀流より流行らせたかった」…と漏らす「7ツールプレーヤー」ぶり
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.03 06:00 最終更新日:2021.11.03 06:00
打っては、46本塁打、100打点。投げては9勝2敗、156奪三振――。前人未到の記録を打ち立てた大谷翔平の勢いには、日本国民が湧いた。
マスコミも総動員で大谷の活躍を報道した2021年。本誌は、新聞社、通信社らに「我が社が選ぶ大谷のベストショット」を聞いた。
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スポーツ報知の蛭間豊章ベースボール・アナリストは、4月26日のレンジャーズ戦(スコアは9-4)を振り返り、こう語る。
「メジャーではミート力、長打力、走力、守備力、送球力の5つの要素を持つパーフェクトな選手のことを5ツールプレーヤーと呼びます。大谷選手は160kmを超える速球、切れ味鋭い変化球を投げる能力も備えているので、5+2で『7ツールプレーヤー』と紙面で書きました。流行らせたかったんですが(笑)。
二桁本塁打、二桁勝利を期待する人は多かったですが、4月時点でここまで書いていたのは、本紙だけです。今年の大谷選手のすごさはこれだけ本塁打を打ちながら投手もやって、ホームスチールなどのクロスプレーにも果敢に挑んだこと。
だからこそ『あの年はすごかった』といわれてしまうような、1年ぽっきりの選手にはなってほしくない。欲を言えば引っ張るだけでなく、ミート力を向上させてほしい。
来年は外野手として今年より多く出場して15勝、本塁打は30本+α、30盗塁。制球力もプラスして『8ツールプレーヤー』になってほしいです」