スポーツ
スノーボーダー藤森由香が振り返る4大会連続五輪と国際結婚「なかなか会えず遠距離に…」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.01.22 06:00 最終更新日:2022.01.22 06:44
寒い日本の冬が活気に溢れていたのは、雪景色を彩る美女の存在があったからだ。彼女たちが魅せた笑顔、名演技、歌声、熱戦の数々が多くの日本国民を勇気づけたーー。一世を風靡した “ウインター美女” たちが、当時の舞台裏を初告白!
平昌五輪までの4大会連続で五輪に出場した藤森由香は実力派の「美人スノーボーダー」として名を馳せた。しかし、2010年のバンクーバー五輪では練習中に転倒。脳挫傷でドクターストップがかかった。
【関連記事:村主章枝 スケート指導するウラで、製作した短篇映画が受賞していた!「次の夢は長編映画を」】
「コースを早く攻略したいという焦りからでした。転倒時の記憶はほとんどなく……。4年間、五輪のためだけに費やしてきたことがすべて無駄になったような気持ちでした。初めて壁にぶち当たり、引退も考えたんです」
そんなとき、姉に「納得するまでやったらいいよ」と声をかけられた。現役続行を決意し、その後も2大会出場した。
「レース競技のスノーボードクロスから、採点競技のビッグエアに変更して挑んだ平昌。3年という短期間で代表の座を掴み取りました。そのとき、スノーボードをやり切れたことに対して、初めて自分を褒めてあげたいと思いましたね」
私生活では、2019年7月にスノーボード大会のMCなどの仕事をしているイギリス人男性と結婚。現在は自宅があるポルトガル、おもに練習をおこなうオーストリア、そして日本の3カ国で暮らしている。
「お互い遠征のような日々で、なかなか会えず遠距離が続いているんです。昨夏は初めて、4カ月ぐらい一緒に暮らせて新婚気分を味わいました(笑)」
ふじもりゆか
1986年6月11日生まれ 長野県出身 実家がスノーボード用品店で幼いころからスノーボードに親しみ、2004年から国際大会に出場。五輪に4大会連続出場し、日本のスノーボードクロスの先駆者。現在はプロ
スタイリスト・Saki Hiramatsu
ヘアメイク・原野麻美