高梨沙羅 “謝罪” インスタに応援コメント約4万3000件「勇気と感動もらった」「自分を責めないで」

 

　北京五輪のスキージャンプ混合団体でスーツ規定違反となり、1回目のジャンプが失格となってしまった高梨沙羅。

 

　2月8日には、自身のインスタグラムを更新し、《日本チームみんなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えてくださった皆様を深く失望させる結果となってしまったこと、誠に申し訳ありませんでした》と謝罪した。

 

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　ジャンプを終えてから座り込み、号泣する様子が報じられた高梨。この日は真っ黒な画像をアップするとともに、強い後悔の思いをつづった。

 

《私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります。それほど大変なことをしてしまったこと、深く反省しております》

 

　しかし、今回のジャンプ混合団体では、高梨だけでなく他国の女子選手ら5名がスーツ規定違反で失格となっている。「審査員はまったく異なる方法で（スーツを）測定した」という選手の証言もあり、国際スキー連盟（FIS）に批判が殺到する事態となった。

 

　もっとも、チェック担当者はドイツ紙の取材に「新たな測定の手順は一切踏んでいない。従来どおりに私は私の仕事をしただけだ」とコメントしており、真相は不明だ。

 

　こうした経緯もあり、高梨の投稿には、4万3000件を超える励ましの声があふれている。カーリングの吉田知那美からは、《沙羅ちゃんにはいつも勇気しかもらってないよ。深みのある人生を生きてる沙羅ちゃんを尊敬しています》とコメントが。他にも、高梨を元気づける言葉が多く書き込まれた。

 

《お願いだからもう謝らないで。。 本当に感動したし、ありがとうって伝えたいです》

 

《沙羅ちゃんの大ジャンプは、ほんとに最高でした ずっとずっと応援しています》

 

《精神的に辛いのに2本目臨んだメンタルの強さ、プロ意識に感動しました。自分を責めないでください》

 

《1本目の大ジャンプ、辛い状況でのK点越えジャンプ、沙羅ちゃんの強さに勇気と感動を沢山もらいました ありがとうしかないです！！どうか堂々と胸を張って日本に帰ってきてください》

 

　高梨は、投稿の最後に「どうかスキージャンプという素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います」と触れた。“混乱” を招いた異例のジャッジについて、公式に説明される日は来るのだろうか。

 

( SmartFLASH )