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パラリンピック “二刀流” の村岡桃佳選手、主将として「かっこいい背中を見せたい」と笑顔

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.24 19:04 最終更新日:2022.02.24 19:08

パラリンピック “二刀流” の村岡桃佳選手、主将として「かっこいい背中を見せたい」と笑顔

 

 2月24日、都内で、北京2022パラリンピック冬季大会の日本選手団が結団式をおこない、村岡桃佳主将(アルペンスキー)らが登壇した。

 

 村岡主将は、こんな決意を表明する。

 

「東京大会から私自身も感動を受け取った1人です。スポーツの持つ力の大きさを感じました。私たち日本代表も全力で戦い抜くことを誓います。障害のあるないにかかわらず、将来を担う子供たちに見てもらい、人間の無限の可能性を感じてもらえることを願っています」

 

 

 その後の記者会見では、「結団式では緊張していた」と村岡選手が笑顔を見せる。

 

「結団式では声が震えるのを隠すので必死でしたが、ここからは、いつもの私でお話しさせていただければ(笑)。私自身、未熟な人間で、選手としても自分から前に出ていく人間ではないので、少なからず不安はあります。ですが、いつもの私らしく、笑顔で明るく、楽しみながら、みんなの先頭に立って演技をしていけたらと思います」

 

 質疑応答で、先輩からなにかアドバイスがあったか聞かれると、「先輩の森井(大輝)選手が主将を務めていたときに私は初めてパラに出場したんですけど、“桃佳なら大丈夫だよ” って言ってくれたので心強いと思いました。現在のアルペンチームを引っ張ってきている方でもあり、その背中を見て育っているので、私もそのくらいかっこいい背中を見せて歩ける主将になりたいです」とニッコリ。

 

 村岡選手は、平昌冬季パラリンピック(2018年)でアルペンスキーに出場、金メダルを含む5つのメダルを獲得。その後、夏の東京パラリンピックで陸上100メートルに出場し、6位入賞を果たした。

 

 二刀流について聞かれると、「ふう~(笑)」と一呼吸おいてこう話す。

 

「今回もコロナ禍での大会ということで、東京大会からというより、日常生活で感染対策を引き続き頑張っていこうと思います。夏の大会を経験した後で冬に出場するので、自分の目にどう映るのか楽しみです」

 

 パラリンピックは3月4日から始まる。元気一杯の笑顔を見せる村岡選手をはじめ、日本選手団の活躍に期待したい。

 

( SmartFLASH )

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