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鳥谷敬氏に聞いた “新庄ビッグボス” の采配… 「正直、プロの監督にはなりたくない」と語るワケとは?

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.02 06:00 最終更新日:2022.04.02 06:00

鳥谷敬氏に聞いた “新庄ビッグボス” の采配… 「正直、プロの監督にはなりたくない」と語るワケとは?

 

 昨年18年の現役生活に幕を下ろしたレジェンド・鳥谷敬氏(40)と、阪神タイガースの大ファン、朝日放送テレビ・ヒロド歩美アナ(30)が、ガチトークで今年のプロ野球を語り尽くしたスペシャル対談120分。いざ、プレーボール!

 

 連日、プロ野球界の話題をさらっているのが、日本ハムのビッグボス・新庄剛志監督。ガラポン打線や守備ガチャなど、進化系エンタメ野球でファンを魅了している。

 

 

ヒロド(以下ヒ) 新庄監督と面識は?

 

鳥谷(以下鳥) 被っていたのは日ハム時代。塁上で挨拶する程度で、ほぼしゃべったことはない。

 

ヒ パフォーマンスをどう感じてらっしゃいますか?

 

鳥 野球はエンタテインメントでもある、というのを野球ファンだけでなく、ファン以外にもアピールしている。すごくありがたい存在だと思う。自分にはできないから。

 

ヒ 鳥谷さんが現役だったら、くじで打順が決まるのはどうですか?

 

鳥 晩年だったら最悪(笑)。ベテラン選手は、環境が変わるとマイナスに働くこともある。若手だったら、どんどん自分をアピールしたいし、スコアボードの四番に名前が載るなんて、そうそうないことなのでいいかもしれない。

 

ヒ ポジションも内野、外野関係なく動かしてますが……。

 

鳥 内野と外野は、常に連携しているもの。内野手が外野に入ることで、外野手の気持ちがわかるとか、そういうメリットはある。

 

ヒ 鳥谷さんは、指導者としても一歩踏み出すんですよね。パナソニックのコーチになった経緯を聞かせてください。

 

鳥 社会人野球って、自分が経験していないから、そこを見てみたいと思った。社会人から28歳でプロに入ってきて一発勝負に懸ける人もいる。そういう雰囲気を肌で感じたい。社会人野球の世界を経験することも、今後は必要だと思ってやることにしました。

 

ヒ 将来は、12球団どこかの監督やコーチをやってくれるのでは、と期待しちゃいます。

 

鳥 正直、プロの監督やコーチはやりたくない。教える立場になるには “伝える能力” が必要になるけど、自分ができるかわからないものをやりたい気持ちはない。やりたくないというより、いきなり冒険はしたくないって感じかな。

 

ヒ 最後に、スポーツキャスターとしてのヒロドはどうでしょう?

 

鳥 失敗を失敗と思わず、自分でこうと決めたら突き進む熱心さがあって、相手に伝えるためにどうすればいいのかというのを考えているところはすごいと思う。

 

ヒ ありがとうございました。

 

ひろどあゆみ
1991年10月25日生まれ。兵庫県出身。2014年4月、朝日放送(現朝日放送テレビ)に入社。『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『サンデーLIVE!!』などに出演中

 

とりたにたかし
1981年6月26日生まれ。東京都出身。2004年、阪神タイガースに自由獲得枠で入団。2020年、ロッテに移籍。2021年、現役を引退。プロ野球歴代2位の1939試合連続出場を記録。通算2099安打をマーク。ベストナイン6回、ゴールデングラブ賞5回選出

 

※ABCテレビの阪神タイガース応援チャンネル、YouTube「虎バン」配信中

 

写真・Takeo Dec.
ヘアメイク・池田ユリ

 

( 週刊FLASH 2022年4月12日号 )

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