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3人で市場価値400億円超! サラー、ハーランド、ドンナルンマ…カタールW杯切符を逃した強者たち

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.08 19:19 最終更新日:2022.04.08 19:35

3人で市場価値400億円超! サラー、ハーランド、ドンナルンマ…カタールW杯切符を逃した強者たち

W杯出場が叶わなかったエジプトのFWサラー

 

 国連の加盟国が193に対し、FIFA(国際サッカー連盟)への加盟国は、211カ国・地域と上回る。国際競技連盟として最大であり、W杯が世界最高の祭典と言われる所以でもある。

 

 その中から予選を勝ち上がり、カタールW杯への切符を手にしたのはわずか32カ国。この狭き門を突破できなかったのは、大会常連国も例外ではない。

 

 

 なかでも驚きだったのが、2020年欧州選手権の覇者であるイタリアの敗退だ。“カルチョの国”と自他共に認めるサッカー大国だけに、2大会連続の予選敗退による国民の悲しみは想像を絶する。ほかにもW杯常連国としては欧州のスウェーデンやノルウェー、南米のコロンビア、チリ、アフリカではエジプト、ナイジェリアが涙を呑んだ。

 

 強豪国の敗退は当然、好選手の不出場につながる。今回はその顔ぶれがすごい。サッカージャーナリストが解説する。

 

「これまでもスーパースターが不出場になったことはありましたが、今大会はとくに目立ちます。

 

 ドイツの選手の市場価値を換算する『Transfermarkt』によると、不出場のベストイレブンを計算すると軽く800億円を超えます。

 

 エジプトの至宝と呼ばれ、リバプールの大エースFWサラーは、約135億円です。ノルウェーの神童・FWハーランド(ボルシア・ドルトムント)に至っては、予選を突破したフランスのムバッペ(パリ・サンジェルマン)の世界最高額約216億円に次ぐ、約203億円の価値があると言われています。

 

 また、GKは移籍金が抑えられる傾向にありますが、世界最高峰の実力を持つとされるイタリアのドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)は、市場価値は約88億円。

 

 この3人だけでも400億円オーバーですから、返す返すも本大会で見たかったものです。

 

 ほかにもアルジェリアのMFマフレズ(マンチェスター・シティ)、ガボンのFWオーバメヤン(バルセロナ)、ともにイタリアのFWキエーザ(ユヴェントス)、MFジョルジージョ(チェルシー)、オーストリアのDFアラバ(レアル・マドリード)、スウェーデンのFWイブラヒモビッチ(ミラン)なども見られない。もし彼らがチームを組めば、W杯で優勝した国と対戦しても、いい勝負をするといわれています」

 

 これらの選手のプレーを本大会で見られないのは残念だが、出場権を得た選手たちには思う存分躍動してほしい。

 

( SmartFLASH )

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