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佐々木朗希「2度目の完全試合」達成目前の降板に賛否…有吉の「プロは語り草になることが大事」に共感の声も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.18 16:59 最終更新日:2022.04.18 17:12

佐々木朗希「2度目の完全試合」達成目前の降板に賛否…有吉の「プロは語り草になることが大事」に共感の声も

17日、先発した佐々木朗希(写真・時事通信)

 

 前人未到の偉業は達成されなかった。4月17日の日ハム戦で先発したロッテ佐々木朗希投手は、8回まで1人も走者を出さない完全投球を続けたが、降板。史上初の2試合連続完全試合がかかっていただけに、監督の采配に賛否両論が巻き起こっている。

 

《記録残せる力は充分に見せつけたんだから、後は年間通してローテと守る事と身体のケアを考えるべきやな》

 

《目の前の伝説よりもこの先20年の伝説を取る英断。これだけ徹底してるロッテはすごいよ》

 

 

《9回まではいかせても良かったかなぁと思ったけどね》

 

《ここは長い目のペナントレースよりも目先の前人未到の大記録だったと思う。ファンに夢を与えるプロ野球なのだから続投してほしかった》

 

「佐々木投手は、10日におこなわれたオリックス戦で、プロ野球28年ぶりの完全試合を達成。20歳5カ月での達成は、史上最年少記録でした。今回の試合でも完全試合を達成すれば、世界初の快挙でしたから、野球ファンの期待も非常に大きかったんです」(野球ライター)

 

 ロッテの井口資仁監督は、試合後に「素晴らしい投球で、できれば我々も最後まで見たかったし、ファンの方も見たかったと思いますけど、先々考えると、ちょっとあそこで限界だったと思います」とコメント。

 

「記録は記録であるけれどね。チームが勝つこと、1年間朗希がローテーションをしっかり回ることとかを加味した」と、決断の理由を語っている。

 

 佐々木本人は、記録目前での降板について、「途中、疲れている部分もあった。首脳陣の判断なので。試合中にも話しながら、納得する形で降りました」と話し、「自分の仕事ができたかなと思います」と振り返ったと報じられている。

 

 賛否渦巻く降板論争に、野球ファンで知られる有吉弘行も言及している。

 

 17日放送のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で佐々木の降板に触れた有吉は、「難しかっただろうね、8回で選手下げるっていうのは」としながら、「でも、いいんじゃない? パーフェクトしても伝説だし、8回で下げられたっていうのも伝説だから。やっぱりプロ野球選手にとって、語り草になることが一番大事だからね」と私見を述べていた。

 

 このニュースのコメント欄には、有吉の意見へ、共感の声が相次いでいる。

 

《松井の連続敬遠や佐々木の高校時代の欠場もだけど、こうして物議になることで既に伝説になってるよね》

 

《これでまだ成長途中みたいですからね。いやトンデモない時代に生きてますよ我々》

 

 2試合連続で、野球史に残る快投を見せた佐々木。たしかに、「もし最後まで投げていれば」という論争は、今後のファンの間で語り継がれることになりそうだ。

 

( SmartFLASH )

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