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大谷翔平 不調脱出させた“願掛け”ルーティンは無精ひげ…ファン騒然「ヒゲ谷さん」効果で2本塁打を連発
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.19 19:10 最終更新日:2022.04.19 19:10
「すごくいい状態ではないですけど、結果よりかは、そんなにひどい見え方ではないと思います。甘い球を見逃したり、動き出しの準備が少し遅れているのかな、とは思っています」
4月14日(日付はすべて現地時間)、開幕から30打席ノーアーチと、自身のメジャーワーストを記録していた大谷翔平(27)は、打球が上がらない原因を、そう自己分析した。
試合中の本人も、思うようにいかないもどかしさは抱えていたようだ。
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「開幕からわずか7試合とはいえ、珍しく今季は球審の判定に納得がいかずに首を振ってみたり、何か呟きながらベンチに帰る姿もしばしば見られた。不振から脱却するために、いろんなことを試していたようですが、なかなか光が見えない。そんなとき、“願掛け”に頼っていたようです」(現地記者)
なによりもルーティンを大事にする大谷。「これまでも“願掛け”で、不信を乗り越えてきた」と前出の記者は続ける。
「2018年に15打席連続無安打と不振に陥ったとき、ふだん練習用として使っているバットを使い、16打席ぶりとなるヒットを放ちました。試合後には『(練習で)いつも頑張ってくれているんで、“彼” なら打ってくれるかなと思いました』と笑顔を見せました。
今季でいえば、12日のマーリンズ戦のベンチでは、バットが湿りがちなゆえか、まるでバットに心臓マッサージをしているかのような仕草を見せ、ナインから笑いを取っていました」
もうひとつ目立った願掛けといえば、口元にうっすらと生えた無精ヒゲだ。2021年8月20日のインディアンス(現・ガーディアンズ)との一戦でも無精ヒゲ姿で登場。さっそくファンからは「今日はヒゲ谷さんやんけ」「ワイルド!」といった指摘をされた。
そして今季もノーアーチが続くなか“ヒゲ谷さん”が登場したが、15日のレンジャーズ戦で2ホーマーを放つと、翌日の試合ではきれいさっぱり、ヒゲが剃られていた。
不振脱出のための“願掛け”は成功を見た。今季、エンゼルスは大谷以外にメドの立たなかった先発投手にメッツからシンダーガードを獲得。さらに課題だったブルペン陣の強化にも成功した。そして、打線には軸であるトラウトとレンドーンがともにケガから帰ってきており、8年ぶりのプレーオフ進出も狙える戦力になってきた。
ところがである。18日のアストロズ戦ではトラウトが前日の死球の影響で、レンドーンは腹痛でと、ともに欠場。案の定、チャンスで大谷は敬遠されてしまった。まるで昨季の再来だ。
2人が復帰できるまで、“願掛け” のおかげで調子が上がった大谷にチームを支えてもらいたい――。
( SmartFLASH )