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日米スカウトが熱視線「センバツの新怪物」はこの3人!

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.04.02 06:00 最終更新日:2017.04.02 06:00

日米スカウトが熱視線「センバツの新怪物」はこの3人!

『櫻井周斗』

 

 センバツの主役は、東の清宮幸太郎(早実)、西の安田尚憲(履正社)と並び称される2人の超高校級スラッガー。と、判断するのは早計のようだ。日米ベテランスカウトは、いずれも初戦敗退した3エースに二重丸をつけて、将来性を見出す。ヒューストン・アストロズ環太平洋担当部長の大慈彌(おおじみ)功氏は、開口一番に山口翔投手(熊本工)を大絶賛。

 

「腕の振りが柔らかく、ボールがスピンするから打者からみて打ちづらい。伸びしろも相当ある。櫻井周斗(日大三)の鋭く曲がるスライダーは、打者の手元で急に消えるような錯覚に陥るのでは。金久保優斗(東海大市原望洋)も、スピンするボールが魅力的」

 

 パ・リーグのスカウトA氏も、3エースに目を細める。

 

「しなやかな腕の振り方は、プロで大成する必須条件。それを山口は持っている。櫻井のスライダーは、森福允彦(巨人)や宮西尚生(日ハム)に引けを取らない。ストレートにもキレがある。金久保はストレートの球筋がよく、潜在能力が高い」

 

 ひと冬越した東西の怪物評は?

 

「清宮は松井秀喜のパワーと、イチローのバットコントロールを兼ね備えた打者になれる。安田は、苦手なインコースを克服できていない」(大慈彌氏)

 

「清宮は3年春になっても、コンパクトなスイングを維持しているところがすごい。一塁限定で起用すれば、打撃に専念できる。スター性は相変わらず。安田はプロでは時間がかかるが、スケールの大きさを感じる」(A氏)

 

 東京五輪の舞台で、彼らセンバツ球児が躍動するか。
(週刊FLASH 2017年4月11日号)

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