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菊池雄星が今季初勝利! ピンチのさなかに見せた「大爆笑」には意外な理由が

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.06 19:25 最終更新日:2022.05.06 19:26

菊池雄星が今季初勝利! ピンチのさなかに見せた「大爆笑」には意外な理由が

菊池雄星(右)に駆け寄るピート・ウォーカーコーチ。追い詰められたはずの菊池がなぜか笑顔に/写真・USA TODAY Sportsロイターアフロ

 

 5月5日(日本時間)、移籍後初勝利を手にしたブルージェイズの菊池雄星投手。今季5度めの先発で、11連勝中と波に乗るヤンキースを相手に、6回78球3安打1失点。毎回の7奪三振で同地区のライバルの連勝を止めた。

 

 試合のハイライトは6回表、ブルージェイズが1点リードで迎えた相手の攻撃の場面だった。菊池は先頭打者に2塁打を打たれてピンチを迎える。続く打者を内野ゴロに打ち取り、1アウトを取ったものの、ランナーは3塁に。

 

 

 ここでベンチからコーチがマウンドに駆け寄り、間を作る。1点取られれば菊池の勝ち投手の権利が消えるというシビアな場面なのだが、なぜかマウンド上の菊池は笑いが止まらない様子。しかしその後は相手打者を三振、ファウルフライに打ち取り、この回無失点で菊池はマウンドを降りた。

 

 この大ピンチを切り抜け、試合は2-1のまま終了。菊池は今季初勝利をあげた。

 

 爆笑の謎が解けたのは、試合後のことだ。

 

「台湾出身の栄養士が(コーチと)一緒にマウンドに来た。彼は日本語は『オハヨウ』しか話せないのに。なんで来たんや?って(笑)」(菊池)

 

 日本語を話せない栄養士が、あたかも通訳のような顔をしてマウンドにやって来たのがツボにはまったようだ。

 

 だが、強打者のジャッジ、リゾを抑えてピンチを切り抜けられたのは、笑いによるリラックス効果があったのかもしれない。

 

 そもそも菊池の英語力は高く、ほとんど通訳を必要としない。西武時代から英会話教室に通い、メジャー移籍の入団会見では米記者団との質疑応答を英語で答え、関係者を驚かせたほどだ。

 

 高校の後輩である大谷翔平がいるエンゼルスとブルージェイズとの対戦は、日本時間5月27日からの4連戦が予定されている。「花巻東対決」が、今から待ち遠しい。

 

( SmartFLASH )

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