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阪神、5試合5得点で “再失速” の影…6連勝の立役者「糸井嘉男」を使わない矢野監督に疑問符

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.08 14:20 最終更新日:2022.05.08 14:32

阪神、5試合5得点で “再失速” の影…6連勝の立役者「糸井嘉男」を使わない矢野監督に疑問符

矢野監督は6連勝を達成した巨人戦の後にガッツポーズを見せていた(写真・時事通信)

 

「一時は6連勝と猛追を見せていた阪神ですが、ここ数試合、また逆戻りしたような試合展開を見せているのです」(スポーツ紙デスク)

 

 今季、プロ野球ワーストの開幕9連敗を喫し、4月の時点で最大借金16と苦しんだ矢野燿大監督(53)率いる、阪神タイガース

 

 しかし、4月24日のヤクルト戦から5月1日の巨人戦まで6連勝を達成し、反撃の狼煙を上げたように見えたが……。

 

 

「5月3日からのヤクルト3連戦で1勝2敗、次の中日3連戦は5月7日までに2連敗を喫しています。開幕直後は投手陣の不調に悩まされましたが、いま何より深刻なのが打線です」

 

 5月6日に中日の大野雄大投手(33)が、阪神相手に10回途中まで完全試合を継続したことは記憶に新しいが、5月3日~7日までの5試合で、阪神の得点は5点のみにとどまっている。

 

「打線でひとつ気がかりなのが “6連勝の立役者” の起用法です。

 

 6連勝した試合のうち、最初の5試合では5番に糸井嘉男外野手(40)が起用されていました。糸井は5月7日までに打率.305、3本塁打、17打点と主軸として十分な成績を残しています。

 

 しかし、5月1日以降はスタメンを外れています。現在、コンディション不良を抱えている理由とのことですが、一軍登録は続いたまま。

 

 5月5日のヤクルト戦では代打で登場(結果は故意四球)、その一方で大野に “9回完全” をされた試合などでは登場がありませんでした。

 

 試合に使えないほどのケガであれば、二軍で再調整させるべきです。矢野監督の “使うか使わないのか” の意図がはっきりしないのです」(同前)

 

 こうした矢野監督の起用法には、インターネット上の阪神ファンからも疑問符がついている。

 

《ほんまに打線どーなってるんか… 僕はなぜ糸井さんを出さないかが謎で仕方ないです》

 

《代打糸井やと思ってたら木浪やった時の「えっ?なんで」》

 

《糸井は使えないケガならベンチに置かず二軍で治療調整に専念すべき。何が全員野球だ》

 

 5月7日の試合後、打線の5番起用について聞かれた矢野監督は「ちょっと説明が難しい」と頭を抱えた。

 

 厳しいチーム事情であることは間違いないが、明確な決断は必要なはずだ。

 

( SmartFLASH )

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