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注目の3団体統一戦目前! 井上尚弥「神がかり的な強さ」の裏で語っていた“すごすぎる”野望
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.07 15:29 最終更新日:2022.06.07 15:30
6月7日、さいたまスーパーアリーナでWBCバンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と再戦する、WBA・IBFバンタム級王者の井上尚弥。
両雄の対戦は2019年11月以来、2年半ぶり。前回は12ラウンドの死闘の末に井上が判定勝ちを収めた。国内外で年間最高試合に選ばれるほどの名勝負だっただけに、再戦への期待が高まるのも当然だ。
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試合をおよそ半日後に控えた6月7日午前10時過ぎ、井上は自身のTwitterを更新。
《今夜は歴史的な日に 必ず3団体統一王者に》
と、強い決意を言葉で表現した。
これまで22戦無敗、うちKO勝ちが19回。「日本ボクシング史上最高傑作」と言われるほどの圧倒的な強さを誇る井上。これまで、ライトフライ級(WBC)、スーパーフライ級(WBO)、そしてバンタム級(WBA、IBF)を制覇。バンタム級では無敵と称される「モンスター」だが、過去にはこんな“野望”を語っていた。
「バンタムのひとつ上のスーパーバンタムを2020年か、2021年の早い段階で狙っていきたいと思っています。何階級まで? う~ん、フェザー級までですか。そこは30歳台の早い段階ですね」
これは2019年12月、ドネア戦に勝利を収めた後の発言。各界のトップアスリートが対戦し、最強スポーツを決めるというフジテレビの番組に参加したときのものだ。
「2021年の早い段階というのは間に合いませんでしたが、スーパーバンタム級への挑戦は今後、十分にありえると思います。2021年の年末には、『(2022年の)12月くらいにスーパーバンタム級に転向することができたら』と発言しています」(スポーツ紙記者)
では、スーパーバンタム級のひとつ上、フェザー級はどうか。
「井上は4月に29歳になりました。スーパーバンタム級をあっさり制することができれば、『30歳台の早い段階』での挑戦はありえるでしょうね。なにせ、ここまで底を見せていない“モンスター”ですから。何をやり遂げても驚きませんよ」(同前)
2021年12月の防衛戦では、試合からわずか1時間半後に、出待ちのファンたち全員とツーショット写真を撮る“神対応”を見せた井上。その際には、試合直後とは思えないほど傷ひとつない顔で登場し、ファンを驚かせた。それだけ、バンタム級では圧倒的な存在だということだ。
「ドネアとの再戦は、3団体統一という大きなタイトルがかかりますが、井上自身が言っているように、4団体統一への通過点でしかない。そしてその先にはスーパーバンタム、フェザー級まで見据えている。圧倒的な力の違いを見せつけてほしいですね」(同)
運命のゴングが鳴るのは、午後9時15分だ。
( SmartFLASH )