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大谷翔平「テスラ」運転で息抜きが好調の要因だった!渡米時の「ヒュンダイ」から乗り換えた1780万円モデル

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.30 06:00 最終更新日:2022.06.30 06:00

大谷翔平「テスラ」運転で息抜きが好調の要因だった!渡米時の「ヒュンダイ」から乗り換えた1780万円モデル

ボディはクールなマットブラック。後部の上下開閉式「ファルコンウイングドア」は、スーパーカーのオーラを放つ。助手席に座るのは、中継でお馴染みの水原一平通訳(写真・アフロ)

 

 MLBオールスターファン投票の中間発表でア・リーグDH部門の2位になった6月22日(日本時間)、大谷翔平(27)は打者としてロイヤルズ戦で3ラン2発に2犠飛と、自己最多の8打点を上げた。

 

 翌日は投手としてロイヤルズを圧倒。初回に連打を浴びたものの、安打はその2本だけ。以降、8回終了まで1安打も許さず、メジャー自己最多となる13奪三振を記録した。

 

 

 もはや何をやっても驚きではない大谷だが、好調の要因は「息抜きにある」と、現地記者は分析する。

 

 その「息抜き」をすすめたのは、2018年のエンゼルス入団時の監督だったマイク・ソーシア氏。

 

 ソーシア元監督は「大谷は野球を第一に考え、常に努力している。ただ、まだ24歳の若者。もっと人生を楽しんだほうがいい。ここはロサンゼルスだよ(笑)」と言って、娯楽を見つけるよう促していた。

 

「元監督の言葉に触発されたのか、大谷はすぐに本拠地近くのディズニーランドを初訪問し、話題となりました。ナインとの仲が深まると、一緒に夜遅くまでビリヤードなどにも没頭するようになったといいます。

 

 2019年オフには車の免許を取得。米国での試験には一発合格して、現在は球場だけでなく、自宅近くのカフェなどへも車で出かけています。そうした息抜きが、プレーにも好影響を与えているのでしょう」(前出記者)

 

 車については、こんなエピソードが伝わる。

 

 入団当時、運転は水原一平通訳にまかせ、車は韓国ヒュンダイの「ソナタ」だった。エンゼルス関係者は「もっと大きく、頑丈な車のほうがいいのではないか」とすすめたが、大谷は頑なに拒否。

 

 しかも「後部座席に座るとエラそうに見えるから」と、助手席にしか座らなかった。

 

 だが、もはやメジャーでスーパースターの地位を確立しただけに、車も一流のものを選ばざるを得なくなったようだ。

 

 そこで大谷が選んだ車は、起業家イーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラの「テスラ・モデルX」だった。

 

「これはバッテリー式電気自動車(BEV)で、4輪駆動のSUV。ハンドルの形を見ると最新型ではなく、旧型のなかで最高級の『P100D』で、日本で新車が販売されていたときの価格は1780万円ほど。生産はすでに終了しました。フル充電での走行距離は約540キロに達し、最高速度は時速約250キロです」(自動車ジャーナリスト)

 

 2020年2月のアリゾナでのキャンプでは、早くも自ら運転するテスラで球場入り。

 

 練習後の囲み取材で、自身の運転技術について問われると、「まあまあやると思います」と回答。カリフォルニアのフリーウエイ(高速)を走ったかという質問には「まだ」と答え、一同の笑いを誘った。

 

 米メディアの予想では、大谷が来年オフに取得するFA権を行使すれば多くの球団が競合し、400億円規模の史上最高額を手にする模様だ。

 

 一流には、やはり一流が似合う。

 

( 週刊FLASH 2022年7月12日号 )

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