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27人感染のヤクルト「最大の敵はコロナウイルス」にファン動揺「本業は最強だけど感染対策は最下位」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.11 17:02 最終更新日:2022.07.11 17:07

27人感染のヤクルト「最大の敵はコロナウイルス」にファン動揺「本業は最強だけど感染対策は最下位」

高津臣吾監督はマスクを着けて試合に臨んでいたが…(写真・時事通信)

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、7月9日・10日の対阪神戦が中止となった東京ヤクルトスワローズ。9日には高津臣吾監督、山田哲人内野手ら、1軍首脳陣や選手、スタッフ14人の感染が判明。さらに10日には、中村悠平捕手、塩見泰隆外野手ら9人が陽性判定を受けた。チームは8~10日にかけて、1・2軍合わせて27人が感染する非常事態となっている。

 

 2軍から選手やコーチを多数、招集し、12日からの対中日3連戦は開催される予定となっているが、ファンの間では動揺が広がっている。

 

 

《ヤクルトさんの敵は 5球団よりコロナか??》

 

《再びプロ野球界もコロナの影響が… ヤクルトの最大の敵になる可能性もにわかに… そうならん事を願わんばかり》

 

《ヤクルトの最大の敵がコロナになるとは思ってなかった》

 

「ヤクルトは、12日から9連戦が組まれており、ここが前半戦のヤマ場となります。18日からは2位につける巨人との3連戦が控えており、どれだけの影響が出るかが問題です。

 

 チームは7月11日現在、2位に13ゲーム差をつけ、早くも優勝マジック49が点灯しています。独走状態にあるとはいえ、主力がごっそり抜けて、戦力は大幅ダウン。厳しい状況になりました」(スポーツライター)

 

 レギュラー陣のうち、陽性判定を受けていないのは山崎晃大朗(右翼手)、村上宗隆(三塁手)、オスナ(一塁手)の3人のみ。投手の先発ローテーションで陽性になったのは高梨裕稔だけだが、問題は中継ぎで、田口麗斗、清水昇、大西広樹と3人の陽性者が出ている。

 

《ヤクルト、本業は最強だけどコロナ対策は最下位だった》

 

 などの厳しい声もSNSにはあるが、決してヤクルトだけの問題ではないだろう。

 

「ヤクルトと同様に、コロナ感染者が多数出たソフトバンクは、6月29日と7月1日の2試合が中止になっています。7月10日には、DeNAが上茶谷(かみちゃたに)大河投手のコロナ陽性を発表しました。各チーム、対策を講じているとはいえ、コロナ陽性者が急増している今、感染者が出ることは避けられないでしょう」(同)

 

 全国的に増加に転じつつある感染者数。観客動員も含め、今季プロ野球の行方を握るのは、またも新型コロナウイルスかもしれない。

 

( SmartFLASH )

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