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「カド番」御嶽海がコロナで休場「据え置きか陥落か」に気をもむファンたち 相撲協会の不備に批判も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.19 19:03 最終更新日:2022.07.19 19:21

「カド番」御嶽海がコロナで休場「据え置きか陥落か」に気をもむファンたち 相撲協会の不備に批判も

名古屋場所6日目、御嶽海は逸ノ城に寄り切りで敗れた(写真・時事通信)

 

 大相撲名古屋場所は10日目(7月19日)を終えて、横綱・照ノ富士と逸ノ城、翔猿ら平幕3人が2敗で並ぶ大混戦となっている。

 

 残念なのは、大関御嶽海の休場だ。所属する出羽海部屋で新型コロナウイルス感染者が出たことと、御嶽海本人も陽性となったことから、7日目から休場となった。

 

 この御嶽海の休場に、相撲ファンがザワついている。

 

 

《う~ん御嶽海どうなるんだろ 単純に据え置きor陥落の2択だと、どっちに転んでも釈然としない気がする》

 

《御嶽海……。絶不調だったし、もしコロナの為の休場で番付据え置き措置が取られるなら命拾いだけど》

 

など、SNSには来場所での番付を心配する声が多い。

 

「御嶽海は先場所、負け越しており、今場所も負け越せば大関から陥落する“カド番”です。6日目までは2勝4敗と、肩の怪我の影響もあり、かなり苦戦していました。新型コロナウイルスの影響での休場となると、番付は据え置きとなるのが原則。ただしそれは初日から休場した場合で、場所途中からの休場は想定されていなかったのです」(相撲ライター)

 

 御嶽海の番付について、SNS上では相撲ファンたちがさまざまな議論を交わしている。

 

《御嶽海は番付据置で来場所もカド番が妥当でしょう。完全な不可抗力なのにこれで陥落になってしまっては厳しすぎる》

 

《六日目までの成績を完全に無効化することも不平等が生じるので、六日目まで2勝4敗の御嶽海は勝ち越すために6勝3敗が必要だったことを考慮し、来場所のカド番脱出ラインを10勝にしたらよいと思う》

 

《陥落させて来場所8勝以上で大関に復帰させるのが落としどころじゃないか》

 

 そして、途中休場の場合を想定していなかったことについて、相撲協会には厳しい意見が。

 

《事後の後出しだから余計な憶測を呼び据え置き、陥落のどちらでも納得感が得られず禍根が残るんだよ。コロナ禍に突入し二年以上の期間があったにも関わらずその辺の整備を疎かにしていた相撲協会に怠慢があったのは間違いない》

 

「相撲協会は『場所後に審判部で措置を決める』としていますが、御嶽海については大関に据え置きの可能性が強いと見られています。あのまま出場していても負け越しとなる可能性は高く、据え置きならばまさに“命拾い”。怪我を治すチャンスでもあります。それにしても、なぜ場所中の感染を想定していなかったのか。相撲協会はルール上の欠陥を批判されても仕方ないでしょう」(同)

 

“命拾い”とまで言われるくらいなら、いっそのこと陥落もありなのでは?

 

( SmartFLASH )

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