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巨人は57人感染、大相撲は力士134人が休場の異常事態「真の敵はコロナ」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.21 18:38 最終更新日:2022.07.21 18:41

巨人は57人感染、大相撲は力士134人が休場の異常事態「真の敵はコロナ」

感染防止対策の貼り紙(写真・時事通信)

 

 スポーツ界の新型コロナウイルス感染が止まらない。

 

 7月20日、巨人は菅野智之、中田翔、岡本和真ら、選手やコーチ、スタッフの計38人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。巨人は19日にも丸佳浩ら19人が陽性となっており、2日で計57人のコロナ感染が判明したことになる。

 

「主力を欠いた巨人は19日、20日とヤクルトに連敗。リーグ最速で50敗に到達し、今季ワーストの借金5となりました。7月に入って5勝12敗(1分)と、ただでさえ苦しい状態のチームに追い打ちをかけるような事態です。22日の巨人―中日戦は中止になる見込みです」(スポーツライター)

 

 

 また、ヤクルトは7月9日、10日に山田哲人や青木宣親ら主力選手を含む27人が陽性判定を受け、その後、5連敗を喫している。

 

 これだけ感染爆発が起きると、気になるのが7月26日、27日に予定されているオールスターゲームだ。21日にはプロ野球のオーナー会議が開催され、議長を務める巨人・山口寿一オーナーは「オールスター戦は必ずおこないます」と明言。

 

 しかし、SNSでは球宴開催の是非をめぐってさまざまな意見が交わされている。

 

《この状況下でオールスターを開催するつもりなのがちょっと信じられない。投票で選ばれた多くの選手もコロナ陽性で出られないってのに何かオールスターだよ…》

 

《中止にして後半戦備えた方がいいんじゃないでしょうか》

 

《オールスター10月に延期できないの?》

 

 実は、大相撲でも、新型コロナウイルスが猛威をふるっている。休場力士が続出しているのだ。

 

 名古屋場所の前に力士の感染が判明した田子ノ浦部屋を含め、21日までに計8部屋の力士、計134人が休場という状況。番付に名前が載っている力士627人のうち、2割以上が休場という異常事態だ。

 

 関取(十両以上)は9人がコロナの影響で途中休場。その中には大関・御嶽海や、優勝争いにからんでいた琴ノ若や一山本らも含まれている。

 

「休場力士すべてが陽性判定というわけではなく、部屋から1人でも感染者が出た時点でその部屋全体が休場という厳しいルールがあるため、ここまで休場者が増えているのです。

 

 相撲は部屋で集団生活をするため、仕方ない面もありますが、優勝争いにも影響が出ていますし、それ以前に興行としてどうなのかという意見もあります」(相撲ライター)

 

 実際、SNSでは、

 

《千秋楽まであと何部屋、どの部屋が休場になってしまうのかハラハラするな・・・優勝争いに絡んでる力士の部屋で感染出たらどうするんだろう》

 

《今日含めて残り4日だけど、もうコレは勝敗関係無く、最後までコロナに罹患しなかった力士の優勝ってコトなんじゃ…?》

 

 と、心配する声が多数あがっている。

 

《優勝争いしているチームや残留争いしているチームの真の敵はコロナやな》

 

 まさにそのとおりなのである。

 

( SmartFLASH )

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