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ヤクルト“村神様”が甲子園3本塁打! 「はよメジャーいけ」と嘆く他チームファン 挑戦の時期は
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.01 16:15 最終更新日:2022.08.01 16:18
7月31日、ヤクルトの村上宗隆が、自身初となる1試合3本塁打を放った。舞台は甲子園の阪神戦。7回に35号ソロアーチを放つと、9回には虎の守護神・岩崎から36号の同点弾。そして延長11回には、決勝打の37号2ラン――まさに“村神様”のワンマンショーだった。
SNSでは、
《今の全ての阪神ファンの疑問「なんで村上と勝負したんですか?」》
《もう投手のプライド捨てようや、村上は神なんや。人間が挑む相手じゃ無いって、全打席敬遠や!!》
と、阪神ファンの怒りやあきらめの声であふれた。
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村上がこのペースで打ち続ければシーズン56本となり、1964年に王貞治がマークした日本選手最多の55本塁打を超え、2013年にバレンティンが記録した60本を超える可能性もある。
7月31日時点で37本塁打、95打点は2位以下を大きく引き離し、独走状態。打率は.3159でリーグ4位だが、首位打者は十分狙えるところにある。もし三冠王となれば、2004年の松中信彦(ダイエー)以来。セ・リーグでは1986年の阪神・バース以来、36年ぶりの快挙となる。
まだプロ5年めの22歳だが、ネットでは早くも「メジャー挑戦」の話題で持ちきりだ。
《ヤクルトでずっと活躍してて欲しいけど、メジャーで活躍してる村上も見たい》
《村上さん早よメジャー行ってくれwww もう阪神対村上になってるのよw》
《もう村上はレベチですよ。早くメジャーに行ってほしいです》
「村上のメジャー挑戦は、もちろんありうる話です。2022年1月放送のNHKの番組に出演した際、メジャーについて訊かれ『もちろん、そのステージに立ちたいなっていう思いはあります』と明言しています。
打撃については、もう完全にメジャーレベル。守備力に関しては、2022年で4年連続で二桁エラーと、やや不安はありますが、そこはバットで十分カバーできます。問題は時期ですが、国内FA権を取得するのが2027年。つまりFAなら、2028年からメジャー挑戦となります」(スポーツライター)
ただし、もっと早まる可能性は高いという。
「現在の推定年俸は2億2千万円ですが、今年の活躍からすれば、来季は4億円あたり。その後もどんどん増額……と考えると、ヤクルトがそんなに払えるのか、という問題があります。そうなると現行ルールでメジャー契約を結べる25歳で、ということになるでしょう。
村上は2025年2月に25歳になりますから、その年のオフにポスティングで移籍、2026年シーズンからメジャーでプレーする可能性が高いと思います」(同前)
もしそうなら、“村神様”が日本でプレーするのはあと4年。他チームファンの「早くメジャー行け!」という声がますます増えそうだ。
( SmartFLASH )