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エンゼルス3選手トレードで、大谷翔平頼りの “ブラック球団化”…いちばんの危険は「過労でケガ」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.03 17:17 最終更新日:2022.08.03 17:20
日本時間8月3日に期限を迎えたMLBのトレード期間。2023年オフにFA権を取得する大谷翔平の去就に注目が集まったが、エンゼルス残留という結果になった。
その代わり、エンゼルスは3選手をトレードに出した。ブランドン・マーシュ外野手、先発右腕のノア・シンダーガード投手、抑えのライセル・イグレシアス投手だ。
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「エンゼルスは有望株の若手4人とベテラン1人を見返りに得ました。シンダーガード選手とイグレシアス選手の放出については、現地でもおおむね前向きに捉えられています。というのも、2人とも巨額の契約をしているわりに、期待される結果を出せていませんでしたからね。
しかし、まだ24歳と若いマーシュ選手を出したことには疑問が残ります。打撃の調子はよくありませんが、守備のうまさはピカイチ。トラウトが動けない今、彼をなぜ出したのか。フロントへの批判の声は大きいですよ。
今回のトレードは、エンゼルスにとって戦力補強というより、経費削減の意味合いが強いのでしょう」(現地紙記者)
結果的に、今回のトレードではエンゼルスは “売り手” になった。そこで不安視されるのが、大谷のケガだ。
「浮いた予算で、大谷をなんとか引き留めたいと考えているのかもしれません。しかし、なかなか勝てないエンゼルスが、さらに戦力を削ったことで、大谷にのしかかる負担は増えるでしょう。
ただでさえ2刀流という前人未踏のスタイルで試合に出続けているのに、エンゼルスはますます “大谷頼り” の姿勢です。
大谷は、途中降板を嫌がるなど、とにかく試合に出たがるタイプ。むしろ監督やチームが大谷の体を慮って、“待った” をかける必要があります。
しかし、今後は戦力不足からチームがそうしたブレーキを利かせられなくなる。過労でケガをする可能性がいちばん心配です」(同)
来季こそは “ブラック球団” から逃げ出してほしいものだが……。
( SmartFLASH )