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古江彩佳、渡米1年めでツアー初優勝…大舞台の裏で母校ゴルフ部に送った “太っ腹” プレゼント

スポーツ 投稿日:2022.08.06 11:00FLASH編集部

古江彩佳、渡米1年めでツアー初優勝…大舞台の裏で母校ゴルフ部に送った “太っ腹” プレゼント

滝川二高の角谷監督が渡米前に古江と会ったときの写真(写真提供:角谷真吾監督)

 

 今年から米女子ゴルフツアーに参戦している古江彩佳(22)が、7月31日まで開催された「スコットランドオープン」で初優勝を飾った。

 

 最終日、首位と4打差でスタートすると、6番から11番まで6連続バーディーで、コース記録の62をマーク。通算21アンダー、267という大会新記録というおまけつきだ。

 

 

 古江の母校である滝川第二高校(兵庫県)ゴルフ部の角谷真吾監督(55)は、愛弟子のルーキーイヤーでの米ツアー初優勝に、喜びを語った。

 

「ネットの速報を必死で見ていました。彩佳がアメリカへ出発する前日、いつも帰ってくると練習している六甲国際ゴルフ倶楽部にいると連絡をもらったので、会いに行ったんです。LPGAツアーの参加証を見せてくれたので、一緒に写真を撮って、話しました。

 

 そのときに『1勝はせえよ』と声をかけたら、『楽しんできます!』といつもの笑顔でした。

 

 ただ、食事だったり環境だったりの変化があるから、『1年めの成績はどうかな』と思っていたんです。『どこかのタイミングで調子が出て、うまく結果を出してくれたらいいな』と思っていたら、こんなに早くとは。びっくりしました」(角谷監督、以下同)

 

 優勝が決まってからも終始笑顔だったが、それも古江らしいと話す。

 

「彩佳は絶対に誰にも負けないという負けん気は強いですが、その負けん気を外に出さず、常に笑顔で淡々とプレーをする。

 

 優勝が決まったときは、派手なガッツポーズも涙もなかったですが、それが本当に彩佳らしい。彩佳の笑顔は渋野日向子選手よりも上なんです(笑)」

 

 そんな愛弟子が、米ツアー初優勝の直前に、大きなプレゼントを贈ってくれたという。母校のゴルフ部のためのユニフォームだ。部員全員が汗をかいたら着替えられるほどの枚数を、8月4日に開会式がおこなわれた全国高等学校ゴルフ選手権大会に間に合うように贈ってくれたそうだ。

 

「1月に彩佳とお母さんと渡米前に会ったとき、『後輩の部員たちに何かプレゼントしたい』と言うので、だったらユニフォームを、と話したんです。

 

 それまでのユニフォームはもう数年使っていたので、そろそろ新調したいと思っていたんですね。それで、彩佳のスポンサーのビバハートさん(株式会社グリップインターナショナル)にお願いしてくれることになりました。

 

 私とお母さんとで、素材やデザインなどを何度か打ち合わせして、作っていただきました。彩佳の意見も入ってますし、なにより、部員にユニフォームをプレゼントすることを彩佳がいちばん喜んでくれていました。

 

 大会の数日前に届いて、『お礼を言わないと』と思っていたところで彩佳が優勝したんです。私にとっては、ダブルで大きなプレゼントでしたよ(笑)」

 

 古江が米ツアーで優勝した数日後、監督は彼女の母にLINEを送ったという。

 

「ツアー優勝おめでとうございますということと、ユニフォームが届いて『めっちゃいいです、部員たちがえらい喜んでいます』とお礼を伝えました。

 

 お母さんからは『ありがとうございます。全国大会に間に合って、本当によかったです。彩佳もとても喜んでいます』とお返事をいただきました。

 

 全国大会の初日から、さっそく部員たちは着ています。『着心地がいい』と大喜びです。なにより、米ツアーに優勝した彩佳がプレゼントしてくれたとあって、縁起がいい。全国大会では、このユニフォームを着て頑張りますよ」

 

 日本ツアーで6回優勝を果たし、米ツアーに参戦した1年めで優勝。滝川二校の後輩たちから、そんな古江と優勝を争うような選手が生まれるかもしれない。

 

( SmartFLASH )

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