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“王貞治2世”擁する早実を打ち破った“山陰の暴れん坊”…甲子園の“番狂わせ”ドラマ<中国編>

スポーツ 投稿日:2022.08.13 06:00FLASH編集部

“王貞治2世”擁する早実を打ち破った“山陰の暴れん坊”…甲子園の“番狂わせ”ドラマ<中国編>

<島根>浜田 3−2 帝京・東京/1998年3回戦(写真・共同通信)

 

 その大会のときにだけ、鮮烈に輝く高校。念願の初勝利のあと、今では「強豪」に名を連ねる高校。甲子園では、しばしばそんな “ジャイアントキリング” が起こる。あなたの故郷の奇跡を追体験しよう。

 

◎<鳥取>倉吉北 3−2 早実・東京/1978年1回戦

 

 夏の甲子園初出場を果たし、ナインのやんちゃぶりで “山陰の暴れん坊” として甲子園を沸かせた倉吉北。対する1回戦の相手は、 “王(貞治)2世” と呼ばれた左の強打者・川又米利(後に中日)を擁する強豪・早稲田実だった。試合は大方の予想を覆し、2回までに倉吉北が3点を奪い、投げてはエース松本が早実打線を抑え、優勝候補を撃破するジャイアントキリングを起こした。

 

 

◎<島根>浜田 3−2 帝京・東京/1998年3回戦

 

 公立校の進学校にして、12度めの出場を果たした浜田は、エース和田毅(現・ソフトバンク)を擁し、チームとして初の3回戦を迎える。森本稀哲(後に日本ハム)率いる帝京に対し、和田が7回まで0点に抑える好投。しかし、8回表に森本が同点となる2点本塁打を放ち、試合は振り出しに。その裏、浜田は2本の安打と連続四球で押し出しの1点を奪い、それが決勝点となった。

 

◎<岡山>岡山学芸館 6−5 広島商・広島/2019年2回戦

 

 夏2度めの出場となる岡山学芸館と、全国制覇6度の伝統校との隣県対決。1回表、岡山学芸館のエース丹羽が顔面に打球を受け、わずか11球で降板。その後は犠牲フライやスクイズで小刻みに点を重ねる広島商ペースとなるが、3−5と2点ビハインドで迎えた8回裏、広島商のミスも重なり、この回一挙3点を奪って逆転した岡山学芸館が春夏通じて甲子園初勝利を収めた。

 

◎<広島>呉阿賀 6−4 小倉・福岡/1950年2回戦

 

 現在は呉工業高校と校名を変更している県立高校の、これまで唯一の甲子園出場がこの年。1947年、1948年の夏に優勝している全国屈指の強豪だった小倉と対戦。呉阿賀の4番・毛井が三塁打で本塁を突き捕殺されるなど好守にも阻まれ、5回まで1−4とリードを許したが、6回表に3点、9回表に2点を挙げ、金星を挙げた。呉阿賀は翌日、松山東に0−7で敗れ、この年は松山東が優勝している。

 

◎<山口>岩国 12−7 広陵・広島/2003年2回戦

 

 春夏通じて8度めの出場ながら未勝利だった県立の進学校。1回戦に羽黒(山形)から初勝利を挙げ、迎えた2回戦の相手は同年のセンバツ優勝校で、西村健太朗(後に巨人)、白濱裕太(現・広島)、上本博紀(後に阪神)、俊介(後に阪神)とタレント揃いの広陵。両チーム計28本の安打が飛び出し、7−4と広陵リードで進んだ7回表、岩国が西村を攻略。一挙5点を挙げ、春の王者を撃破した。

 

 都道府県別に夏の甲子園の “番狂わせ試合” を選んでくれたのは、『高校野球100年史』(東京堂出版)の著書を持つ野球史研究家・森岡浩氏(61)だ。

 

「私が考えた選考基準は、(1)3回戦までで(2)過去50年以内の試合ということです。準決勝や決勝に勝ち進んでいる高校は十分に強くて、すでに “番狂わせ” とはいえませんからね。ですが、たとえば京都や高知などは、甲子園に出場できる高校が限られているうえに、たまに出てくる公立高校は、すぐ負けてしまうことが多いんです。そういった都道府県は、泣く泣く(1)と(2)、どちらかの基準を緩めました」

 

 森岡氏の忘れられない “どんでん返し” 試合は、宇都宮学園×東海大相模だそう。異論は大歓迎。あなたの一番は?

 


( 週刊FLASH 2022年8月23日・30日合併号 )

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