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大谷翔平が胃腸炎で途中降板 勝てないチームをひとりで背負ってきた」ストレスにファンは同情

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.22 15:29 最終更新日:2022.08.22 15:38

大谷翔平が胃腸炎で途中降板 勝てないチームをひとりで背負ってきた」ストレスにファンは同情

写真・アフロ

 

 8月22日(日本時間)、エンゼルス大谷翔平が敵地のタイガース戦で先発登板。4回5安打3失点で途中降板した。打撃では1打数無安打で、5回の打席で代打を送られた。今季は、これで10勝8敗となった。

 

 先頭バッターにホームランを打たれるなど、初回から制球に苦しんだ大谷。4回は2者連続四球のあとに2点タイムリー三塁打を許した。4つの四球は今季最多だ。

 

 

 途中交代した大谷について、球団は「ウイルス性の胃腸炎」と発表。ネビン監督代行は「『打つのは大丈夫か?』と聞いたら、大丈夫ではないというので交代させた。いつも彼を『スーパーマン』と呼んでいるが、彼も人間だということ」と説明した。

 

 大谷自身は、朝から体調が悪いことは自覚しつつ「投げるのは決まっていたので、体調のよし悪しに関係なく、登板するつもりではいた」と、登板した理由を説明。胃腸炎については「単純な疲れなのかな。もどしてはいないので大丈夫。胃の調子が悪いなっていう、それが体調の悪さ、全体的な悪さに影響したのかなと思う」と語った。

 

 チームリーダーのマイク・トラウトが長期離脱し、ここまでひとりでチームをけん引してきた大谷だが、さすがに疲れが出たということか。

 

《チームが勝てない責任を一人で背負い続けたからかね…体壊したら元も子もないから無理だけはしないで》

 

《病気でもチームに貢献する姿 昭和の時代のビジネスマンのようだ》

 

《ああいう性格だから急に穴開けてブルペン陣に迷惑かけたくないと考えてしまうだろうし、責任感が強いから休むべきときに休む選択をできないのが難しいとこだね》

 

 と、ネットでも大谷を心配する声が多数。エンゼルスの公式Twitterには

 

《チームが彼の胃に負担をかけているんだ》

 

《自分だって、あのチームのためにプレーしなければならないと思うと、胃が痛くなるよ》

 

 と、チームを非難するコメントが多数、寄せられている。

 

 エンゼルスは休む間もなく、デトロイトからタンパベイに移動。23日からはレイズとの4連戦に臨み、その後はトロントへ移動し、ブルージェイズと3連戦。さらに本拠地アナハイムに戻り、ヤンキースとの3連戦となる。この間、休養日はない。

 

 ネビン監督代行は「明日、また彼の状態を確認する。彼ならプレーしたいと言いそうだが」と、楽観視。しかしSNSには、《マドン監督だったら大谷さんを上手くコントロール出来たのになぁ~》と、今季途中で解任されたマドン前監督の不在を嘆く声も多い。

 

 規定打席&規定投球回数のダブルクリアという偉業が期待される大谷だが、ファンの期待は無理して記録を残すことよりも、元気な姿でプレーしてくれることではないか。

 

( SmartFLASH )

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