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甲子園、仙台育英が悲願の初優勝…高校野球を “追放” された渡部建は何を思うのか

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.22 16:44 最終更新日:2022.08.22 17:08

甲子園、仙台育英が悲願の初優勝…高校野球を “追放” された渡部建は何を思うのか

仙台育英・岩崎生弥選手の満塁本塁打(7回裏、写真・時事通信)

 

 夏の甲子園は、2022年8月22日に決勝を迎え、強豪・仙台育英と、山口県勢で64年ぶりの頂点を目指す下関国際が戦い、8-1で仙台育英が勝利した。

 

 春夏を合わせて出場43回めの仙台育英は、12回決勝に挑みながらすべて敗れた東北勢悲願の優勝旗の “白河の関越え” に挑んだ。同校は準決勝史上最多の18得点をあげた攻撃力とともに、好投手5人を擁し、戦力が整っていた。

 

 

 一方の下関国際は、春夏通じて出場は5回めで、準々決勝でセンバツ優勝校の大阪桐蔭を、準決勝で2季連続ベスト4の近江を撃破。1985年の宇部商以来の2強となった。

 

 SNSでは1868年に勃発した、薩摩・長州が率いる新政府軍と、旧幕府軍による日本史上最大の内戦である「戊辰戦争」になぞらえる声が多出。「令和の戊辰戦争」「154年越しに戊辰戦争の遺恨をはらすときが来た」などと盛り上がっていた。

 

 甲子園といえば、試合後の『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)や『アメトーーク!』(同系)の企画「高校野球大好き芸人」などで振り返る “場外戦” を楽しみにしている人も多いだろう。

 

 とくに「高校野球大好き芸人」の代表ともいえ、紅白戦から大会まで年間数十試合を観るというお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(49)の、甲子園愛がほとばしる発言への注目度は高かった。

 

 その渡部は、2020年6月の『週刊文春』による不倫報道で芸能活動を自粛。2022年2月に『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)に出演したが、それ以外に姿や発言を見ることはほとんどない。

 

 現に、Twitterでは2019年の夏の大会を最後に高校野球のつぶやきは止まり、不倫報道直前の2020年6月1日以降は発信自体がない。

 

 2020年は、新型コロナウイルスの猛威により戦後初めて夏の甲子園が中止になった。同年5月21日付の「報知新聞」に、渡部は大会中止を惜しむ声を寄せている。

 

《いやあ、何をどう整理していいか分からないですよね。こんなに切ないことがあるのかと思いますし、『この悔しさを生かして頑張れ』とか簡単に言える気分じゃないですね》

 

《ただね、最終的にたどり着くのは、命より大切なイベントはないってことなんですよね。人命より大事な大会はないということに尽きちゃうんですよね。主催者が判断しているので、つらいですが、僕ら高校野球ファンがガタガタ言っちゃいけないです。一番だれが悔しいかっていうと、球児です》

 

 しかし、直後に “文春砲” を食らうと、6月14日付の「東スポ」は、渡部には今後高校野球に関わらないでほしいという関係者の声を紹介し、事実上の「高校野球からの追放」と報じた。

 

 初優勝をかけた両校の大一番を渡部はどこで見守っていたのか。ファンを裏切った代償は大きいが、この試合を見た彼が何を思うのかは気になるところだ。

( SmartFLASH )

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