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セキ・ユウティン、日本ツアー参戦6年めで悲願の優勝…ただいま日本語勉強中!

スポーツ 投稿日:2022.09.06 15:01FLASH編集部

セキ・ユウティン、日本ツアー参戦6年めで悲願の優勝…ただいま日本語勉強中!

2017年、本誌にピースサインを送るセキ・ユウティン(当時19歳)

 

 9月4日までおこなわれた女子ゴルフツアー「ゴルフ5レディス」で、セキ・ユウティン(24)が、吉田優利(22)とのプレーオフを制して、レギュラーツアーで初優勝を飾った。日本ツアー参戦から6年めの初優勝に、彼女の目には、大粒の涙があふれていた。

 

 セキ・ユウティンの優勝は母国・中国でも話題になっており、SNSの微博(Weibo)では「日本女子ツアー初優勝おめでとう!」などと喜びの声が多数投稿されている。

 

 

 セキ・ユウティンは父の仕事の都合で福井県で生まれ、5歳まで日本で過ごした。その後、中国で7歳からゴルフを始め、2014年にプロに転向。18歳だった2016年、中国ツアーの賞金女王に輝き、“中国の天才少女” と呼ばれた。

 

 2017年から本格的に日本ツアーに参戦し、2018年に日本ツアーのプロテストに合格。2019年には下部ツアーの「日医工女子オープン」で初優勝を飾り、2020年のJLPGA新人戦「加賀電子カップ」でも優勝を果たした。

 

「下部ツアーではいつも上位で優勝争いをしていて、レギュラーツアーでの活躍が期待されていました。レギュラーツアーでようやく優勝できたので今後も楽しみです。

 

 日本語は勉強中で、それほどうまく話せないが、受け答えぐらいなら問題なく大丈夫。とても礼儀正しく、挨拶もきちんとできる選手で、悪い話は聞いたことがない」(ゴルフ記者)

 

 じつは、彼女が日本ツアーデビューした2017年には、キュートな笑顔を本誌のカメラにも向けてくれていた。

 

「ホールの移動中に声をかけると、にっこり笑顔で対応してくれました。カメラマンの間でも評判で、このときからすでに多くのファンがついていました」と、本誌カメラマンもその笑顔の虜になっていた。

 

 そしてもうひとつ、彼女が注目されている理由がある。

 

「たまにキャディとしてユウティンのバッグを担いだりしている妹のユウリ(20)と美人姉妹としても有名で、ふたりの2ショットを狙っているカメラマンは多かったですね。

 

 ユウリは日本語が上手でペラペラ。『マイナビネクストヒロインゴルフツアー』(プロを目指す若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供するトーナメント)にも出場しています。おへそにピアスをしていたこともあるので、お姉ちゃんよりちょっとやんちゃなタイプなのかも(笑)」(カメラマン)

 

 そんな妹のピアスを羨んでの発言かどうかはわからないが、姉は優勝インタビューでこんなコメントも。

 

「恋人と一緒に過ごしたいような年頃ですが、ゴルフを頑張ると決めた以上、いろいろとあきらめて努力しなくてはいけない。そこは苦労のひとつですね(笑)」

 

 切ない乙女心を吐露したセキ・ユウティンだが、レギュラーツアーで初優勝を飾ったことで知名度も上がり、ファンが急増することは間違いなし。優勝カップを手にした彼女の笑顔、また見たい!

( SmartFLASH )

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