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大谷翔平、新ルール「守備シフト制限」で打率3割が射程に…15秒以内の投球には「短すぎ」の声

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.11 17:15 最終更新日:2022.09.11 17:37

大谷翔平、新ルール「守備シフト制限」で打率3割が射程に…15秒以内の投球には「短すぎ」の声

9月10日には3番・投手兼DHで出場(写真・AP/アフロ)

 

 9月9日(現地時間)、メジャーリーグ機構が来季から導入すると発表した新ルールが、大谷翔平に大きな影響を与えそうだ。

 

「試合時間の短縮のため、ピッチャーはランナーがいないときは15秒以内、いるときは20秒以内に投球しなければならず、牽制球の数も制限されます。また、接触プレーを防ぐため、一、二、三塁ベースの大きさが3インチ(約7.6センチ)四方ぶん大きくなります」(スポーツ紙記者)

 

 そして、大谷にとって大きな変更といえるのが、極端な守備シフトが禁止されることだ。

 

 

「大谷に対しては、2021年から一、二塁間に3人の内野手を配置する “大谷シフト” が敷かれることがあり、センター返しのヒット性の打球をアウトにされてしまうケースがありました。

 

 NPBのソフトバンクでもプレーし、現在野球解説者を務めるクリストファー・ニコースキー氏は、今季、大谷が “大谷シフト” によって失われたヒット数は24本、シフトの逆を突いてヒットになった打球が10本あったとツイートしています。

 

 単純計算でシフトが禁止されていればヒットが14本増える計算となり、打率3割が射程圏内に入ってくるでしょう」(同)

 

 一方、投球まで20秒近くかかることも多い投手・大谷にとっては、投球リズムを抜本的に変える必要がありそうだ。

 

 ネット上では、こんな心配の声があがっている。

 

《15秒はかなり短いな 大谷に対する嫌がらせじゃないよなw来シーズンは神経使うな》

 

《大谷さん今シーズン一球一球間を少し取るようになってから、落ち着いて投げているように見えるし息切れも少なくなった》

 

《大谷君としては投手としては厳しくバッターとしては助かるルールとなりそう》

 

 9月10日、大谷は現地の取材に対し、投球の時間制限について「しっかりそこに合わせてイメージしていきたい」と語った。今季から適用された “大谷ルール”(打順に入った先発投手が、降板後もDHとして出場を続けられる)など、ルール変更を味方につけてきた大谷。今回のルール変更も、追い風にしてほしい。

( SmartFLASH )

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