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村上宗隆、55号達成でも「謙虚」は両親のおかげ…祖母が明かしていた村上家の教え「感謝を忘れないように」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.14 17:25 最終更新日:2022.09.14 17:25
“神” が “王” に並んだーー。
9月13日、神宮球場の巨人戦で、ヤクルトの “村神様” こと村上宗隆が、今季54号・55号のホームランを放ち、“世界の王” 王貞治が持つ日本選手本塁打の記録に並んだ。
試合後、村上は「(王さんに)並べたことは本当にすごく光栄ですし、うれしい。タイ記録ですけど、僕1人の力では達成できない記録でした。こうして丈夫な体に産んでくれた両親に感謝して、支えてくれた周りの方にしっかり感謝したいと思います」と語った。
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この謙虚さにSNSでは、
《22歳の村上選手の言葉 いつも感謝の気持ちをしっかりお話できて尊敬します 成績だけじゃなく人として本当に素晴らしいなあ》
《記録にも記憶にも残る素晴らしい選手 そしてまた周囲への感謝を忘れず、謙虚な姿勢を崩さない所がカッコいい!》
などと、賞賛の声が上がっている。
傑出した成績をあげ、“天狗” になっても不思議ではない年齢の村上だが、その謙虚さが生まれた理由を、かつて本誌は取材している。
「野球好きでしたけど、英才教育とかはまったく。両親に『感謝を忘れないように』と、素直に育てられました」
こう語ったのは、村上の祖母だ。村上は熊本県熊本市出身。3兄弟の真ん中で、兄の影響で野球を始めている。父は熊本で不動産会社を経営。野球経験者で、あいさつや食事のマナーには厳しかったという。母はバレーボールの選手で、身長188センチの村上の体型にも、大きな影響を与えたのは間違いなさそうだ。
いずれはメジャーに挑戦する可能性が高いとみられている村上だが、そこへ向けての準備も着々と進んでいるようだ。
「村上は、2021年の開幕前に個人事務所を設立しています。父が代表取締役となり、村上自身も取締役に名を連ねています。事務所の法人登記には、グッズ販売、芸能プロダクション経営、広告業、飲食店経営、不動産売買など、多岐にわたる目的が記されており、なかには『国内外のスポーツ選手のマネジメント』というものさえあります」(球界関係者)
さらには、2022年シーズン開幕直前、熊本県内のマンション2棟を村上の個人名義で購入していたことも明らかになっている。もとは、村上の父の不動産会社が購入したマンションだったというが、節税対策ではなく、純粋な投資案件とみられる。
メジャー挑戦も、将来の備えも万全。あとは嫁とりーー。いやいや、その前にバレンティンが持つ “年間60本” の記録を更新してもらおうではないか。
( SmartFLASH )