“渦中の人物” がついに口を開いた。
9月25日、さいたまスーパーアリーナで開かれた格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」。メインイベントのフロイド・メイウェザーと朝倉未来の一戦は、2回TKOでメイウェザーの勝利に終わった。
しかし、試合以上に話題となったのが、「ごぼうの党」奥野卓志代表が、花束贈呈でメイウェザーに渡すはずの花束をリングに投げ捨てた行為だ。
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「注目が集まっていた一戦だけに、この行為には “日本の恥” との批判が殺到しました。朝倉の実弟である朝倉海も、Twitterで《花束捨てたのはやめてほしかった、、》と指摘。多くの著名人が苦言を呈す事態となりました」(格闘技誌ライター)
その奥野氏が9月28日、『日刊ゲンダイ』にコメントを寄せた。報道によると、かねてメイウェザーに「日本に金を稼ぎに来ているだけ」との思いを抱いていた奥野氏。花束を投げ捨てる行為は、主催者とメイウェザーへの “無言の抗議” だったという。
「アスリートである以上、競技で金を稼ぐのは当たり前のこと。それが気に食わないからといって、選手へのリスペクトの象徴である花束を投げ捨てていい理由にはならないでしょう。あまりに無礼な行為への苦しい言い訳にしか聞こえず、ネットではさらに “燃料”が投下されてしまったように見えます」(同)
奥野氏への批判は、加速するばかりだ。
《リング外のことは、リング外で片付けるべきだと思う。リングという神聖な場には不釣り合いでいらないパフォーマンスだし、気持ちが高ぶり本気モードになっている中であのような行いは、気持ちを削がれる行為になってしまう。》
《言っている内容が真実だとしても、やり方としてそれはどうなの?と言いたい。いい大人なんだから発信の仕方はいくらでもあるだろうし、いち政党の代表にしてはやる事が幼稚であり悪手だった。》
《いい加減いい大人なんだからこれから未来ある子達の目標となる大人としての言動をしましょうよ。自分が不愉快に思うなら贈呈を譲ればいい!やらなきゃ良かったこと。》
記事によれば、奥野氏は改めて真意を語る機会を設けるとのこと。はたして批判は収まるのか――。
( SmartFLASH )