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村上宗隆に「新記録56号」打たれたDeNA・入江大生投手の真っ向勝負に称賛相次ぐ…「入江くんにも家ください」ヒロミも「感動した」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.04 19:27 最終更新日:2022.10.04 19:32
10月3日、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(22)が、レギュラーシーズン最終戦の最終打席で、シーズン56本めの本塁打を放ち、プロ野球の日本人選手新記録を達成した。
7回の裏、横浜DeNAベイスターズはリリーフ投手の入江大生(24)をマウンドに送った。入江は2021年に明治大学からドラフト1位で入団。今季から一軍に定着し、6月から8月にかけて15試合無失点のピッチングを見せるなど、後半戦からはDeNAの勝ちパターンに定着した投手だ。
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登板後の初球、インコース高めに投じた151キロのストレートを村上が振り抜くと、打球は一直線でライトスタンドへ突き刺さった。
勝負の世界は非情なものだが、ここまで最多24個の敬遠四球を受けていた村上に、真っ向勝負で挑んだ入江にも称賛の声が相次いでいる。
56号本塁打を達成し、史上初の三冠王に輝いた村上には、ヤクルトとトップスポンサー契約を結ぶ「オープンハウス」から「特別ホームラン賞」として、都内の3億円の家を贈呈することが発表されたが、それに関連して入江への“報奨”を期待する声がネット上で上がった。
《打った村上も凄いんだけど、真っ向勝負のどストレートを投げ込んだ入江くんも評価したい。オペンホーセさん、3000万の家プレゼントしてあげてください!》
《オープンハウスさんへ せっかくだから入江くんにも家ください》
《村上の56号ホームランで1億円の家贈呈が3億円の家を贈呈になったと。と、言うことは入江のあの時投げたボールは「3億円の価値がある」と言うことになる。ともあれ、入江はよく勝負した。》
反響は、ネット上だけではない。
翌4日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)でも、タレントのヒロミ(57)が入江の投球を、
「ベイスターズもよく勝負したなって、俺はそっちに感動しちゃって……。(おそらく)最終打席だし、昔だったら変な話、ちょっと打ちづらいところに投げたりしてたんですよ。最終で真っ向勝負。俺はそっちに感動した」
と、褒めちぎったのだ。
とはいえ、打たれたことにはショックが隠せなかった様子。試合後、うなだれた様子の入江を励ますDeNAのチームメイトたちの姿があった。
「入江投手は今季からストレートの球速が常時150キロを超えるようになり、横浜DeNAリーグ2位の立役者といってもいいでしょう。勝負度胸も満点で、この日も初球から3アウトを取るまで、全球ストレート勝負で挑んでいました。
1964年に王貞治氏に55本めを打たれた佐々木吉弘投手(故人)は、その後の1966年にプロ野球史上8人めの完全試合を達成しています。入江投手もこの一発を糧に、より成長してほしいですね」(スポーツ紙担当記者)
プロ野球史上に残る記録を残した“村神様”から逃げない気持ちがあれば、今後のプロ野球人生、怖いものなしのはずだ。
( SmartFLASH )