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日本シリーズ「令和の名勝負」大盛り上がりで「2年連続4連敗とか有り得ん」思い出される巨人の負けっぷり

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.24 17:48 最終更新日:2022.10.24 17:50

日本シリーズ「令和の名勝負」大盛り上がりで「2年連続4連敗とか有り得ん」思い出される巨人の負けっぷり

日本シリーズ第2戦、9回に同点3ランを放ち、メンバーから祝福されるヤクルトの代打・内山壮真(中央) 写真・時事通信

 

 10月23日に明治神宮野球場でおこなわれた日本シリーズヤクルトオリックスの第2戦。0-3で迎えた9回裏、ヤクルトの代打・内山壮真が起死回生の同点3ランを満員のレフトスタンドに叩き込み、延長戦に突入した。最後は延長12回で、規定により引き分けとなった。

 

 試合終了は午後11時7分。5時間3分の試合時間は、日本シリーズ史上2位の長さだった。つぎ込んだ投手はともに8人で、1試合16投手の登板はシリーズ最多記録となった。出場したのは両軍合わせて44選手という、文字どおりの総力戦となった。

 

 

 第1戦は、ヤクルトが村上宗隆のホームランなどで勝利。ヤクルトの1勝1引き分けで、25日の第3戦から、舞台はオリックスの本拠地・京セラドーム大阪に移る。

 

 2年連続で同チームの対戦となっている日本シリーズ。2021年の第1戦は、9回裏にオリックスが2点差をひっくり返して、逆転サヨナラ勝ち。第2戦以降ももつれる展開の接戦が続き、第6戦で12回の延長戦を制したヤクルトが、日本一の座に就いた。日本シリーズで1点差が5試合、6試合連続の2点差以内となったのは史上初。開幕前は《一番 地味な組み合わせのカード》とも言われたが、終わってみれば《間違いなく近年で一番面白い》といわれるほどの名勝負となった。

 

 そして2022年。

 

《我々が今見ているのは間違いなく令和の名勝負 去年の日本シリーズは「前フリ」でしかなかった》

 

《令和の名勝負として語り継がれるであろう対決をリアルタイムで見られる幸せ》

 

《これぞ日本シリーズって試合 日本シリーズってこんなに面白いのか(2年連続)》

 

と、両チームの戦いぶりを称賛する声がSNSにあふれている。

 

 だがその一方で、こんな声も。

 

《マジで巨人とソフトバンクの日本シリーズなんだったんだろうな》

 

《日本シリーズって、普通こういうドキドキハラハラワクワクするもんなんだよね… 2年連続4連敗とか有り得んのよ》

 

 2019年、2020年の日本シリーズは2年連続で巨人対ソフトバンクとなり、ともにソフトバンクの4連勝という結果に終わっている。とくに、2020年の巨人の負けっぷりはすさまじく、チーム打率の.132、チーム合計16安打はシリーズ最低記録。第2戦での13失点は、セ・リーグチームの1試合最多失点タイ記録だった。

 

 奇しくも、10月24日にはアメリカMLBのリーグ優勝決定戦で、ヤンキースがアストロズに4連敗。SNSには《巨人とソフトバンクの日本シリーズを見てる気分だった》《ヤンキースに日本シリーズ巨人を重ねてしまった》との声も。巨人の負けっぷりを、野球ファンはしばらく忘れることがなさそうだ。

( SmartFLASH )

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