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【日本シリーズ】ヤクルト村上、守備でも魅せた! 里崎智也氏も絶賛の「ゴールデングラブ賞を目指す」実力
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.26 17:51 最終更新日:2022.10.26 17:51
“村神様”が守備でも魅せた。10月25日、ヤクルトの村上宗隆内野手が、オリックスとの日本シリーズ第3戦でスーパープレーを披露したのだ。
「4番サードで出場した村上選手は6回裏、オリックスの5番打者・頓宮(とんぐう)裕真の、三塁線への長打コースとなる痛烈な打球をダイビングキャッチし、落ち着いてアウトにしたのです」(スポーツライター)
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令和初の3冠王に輝いた村上だが、2022年、打撃が爆発した背景には、守備力の大幅な向上があるという。野球解説者の里崎智也氏は、9月3日に自身のYouTubeチャンネルで、村上の守備と打撃の関係についてこう語っていた。
「いちばんは、守備が圧倒的にうまくなりましたね。もちろんエラーもしますけど、見ていて安心感がありますね。ゴールデングラブ賞もいけるんじゃないですか。
守備の不安があるのが、メンタルがいちばんきついですから。(『守備の不安が消えたことが、バッティングにいいように作用している?』と聞かれ)、少なからずあるんじゃないのかな」
今シーズン、村上は15失策と、三塁手としてリーグ最多の失策を記録している。じつは昨シーズンの13失策から増加しているのだが、里崎氏はチャンネル内で、「最初はスローイングもイップス気味だったが、今はぜんぜん」と、メンタルや守備力が強くなっていることを断言しているのだ。
「村上選手は新人時代、ゴールデングラブ賞10回の受賞歴を持つ宮本慎也ヘッドコーチ(当時)から守備の指導を受け、その後も同賞7回のチームメイト、青木宣親選手からノックを受けるなど、守備力の向上に意欲を見せてきました。
2月のキャンプでは『守備ではゴールデングラブ賞を目指す。すべてのタイトルを取りたい』と語り、また『下半身の強化になるし、体のキレも増す』と、打撃への好影響を語っています」(前出・スポーツライター)
“有言実行”の活躍を見せてきた村上は、守備も確実に進化させているのだ。
( SmartFLASH )