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三浦知良もがっかり…ジュビロ磐田、清水エスパルスがJ2同時降格で「サッカー王国は神奈川」の声
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2022.11.07 20:51 最終更新日:2022.11.09 10:09
11月5日に開催されたサッカーJ1リーグの最終節。J1在留争いをしていた清水エスパルスが3-4で敗れ、J2降格が決まった。ジュビロ磐田の降格が先に決まっており、「サッカー王国」静岡2チームの、史上初の同時降格となった。
日本代表のGKでもある清水の権田修一は、「エスパルスに関わるすべての方に申し訳ないという気持ちです」と謝罪。「エスパルスとジュビロが2チームとも落ちてしまったことで、サッカー王国と言われている静岡がもう一度サッカー王国と呼ばれるように、これからしっかりやらなければいけない」と悔やんだ。
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静岡出身の “キング・カズ” 三浦知良も「ニュースで『サッカー王国崩壊』みたいに書かれると気分がよくないですね。僕自身も静岡で育って、静岡でサッカーを始めて、サッカー王国で育ったという自負はずっとあったので」と無念さを口にした。
SNSでは、
《サッカー王国は静岡から神奈川に正式移行》
《もう神奈川がサッカー王国名乗るべき》
という意見が多数ある。
2022年のJ1は横浜F・マリノスが優勝し、6シーズン連続で神奈川県のクラブが優勝(横浜FM=2019、2022年/川崎F=2017、2018、2020、2021年)。また、2021年に続き、この2チームが1位と2位という結果を見れば、そうした声が出るのも当然かもしれない。
しかし、静岡のファンからはこんな声も。
《“サッカー王国”って静岡のチームが強いから言われた訳では無いのですよね。静岡出身の世界で活躍する人気選手が多かったとか、元を辿れば日本で初めての少年サッカーチームが静岡で生まれて、児童・学生サッカーが盛んだったからなのです》
《生活にどれだけ根付いているかという意味では静岡はまだダントツだと思う》
《そうなんだよ、サッカーが強いから王国なんじゃない、サッカーにかかわる歴史や文化、そして愛なんだ》
“愛” で王国復権は叶うのか――。
( SmartFLASH )