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巨人連敗に中畑清がコメント「仕事場は明るくなきゃ!」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.06.13 16:00 最終更新日:2017.06.13 16:00
6月8日、球団ワーストとなる13連敗を記録してしまった読売ジャイアンツ。方々で監督の進退が議論されているが、『解任はない』といい切ったのは、現役時代ジャイアンツで活躍し、引退後はDeNAで監督を務めた中畑清だ。
10日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京)内で、ジャイアンツの高橋監督の解任はあるか? と聞かれ、「ジャイアンツの歴史上、(シーズン)途中で解任とか休養はない」と断言した。
続けて、自身の監督時代をこう振り返った。
「4年間の監督業のなかで、12連敗したことがある。連敗中は『おれ、解任かな?』って不安にかられれるわけよ。(高橋監督も)同じように感じてると思うけどね。そんなとき、オーナーから直々に呼び出されて、『来季も続投してくれ』って要請されたの。ほっとしたね」
この経験から、現在のジャイアンツに対する処方箋を語った。
「ジャイアンツは今、すごく空気が悪いよね。みんな不安に思ってる。こういう状況だからこそ、オーナー直々に『来季も頼むよ』とひとこと言って、マスコミに触れまわってほしい」
また、責任の一端はGM(ジェネラルマネージャー)にもあるという。
「大型補強したのに、何も結果が出ていない。(責任を)GMが感じたなら、『私が責任をとるから、もう1年やってくれよ』くらいのコメントを、マスコミを通して出してくれたら、空気がいっぺんに変わるのよ。仕事場は明るくなきゃいけない!」
“絶好調男”が言うのだから説得力があるが、最後にこんなオチも。
「来季も続投してくれ』って要請されてほっとしたんだけど、結果的にはクビになったんだけどね(笑)」