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プロ野球交流戦「恐怖のジンクス」首位打者は翌年ブレーキ

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.06.21 16:00 最終更新日:2017.06.21 17:42

プロ野球交流戦「恐怖のジンクス」首位打者は翌年ブレーキ

 

 毎年アツい闘いが繰り広げられる、プロ野球のセ・パ交流戦。今年で開催13年めを迎えたが、過去の歴史を振り返ると、いくつかの“ジンクス”が浮かび上がってくる。

 

 交流戦の首位打者に輝いた選手、翌年大ブレーキを起こすというのもそのひとつ。「交流戦の呪い」として一部ファンには有名なジンクスだ。

 

 不思議なことに交流戦で首位打者となった選手は翌シーズン不振に陥る選手がほとんどなのだ。

 

 2004年に三冠王、2005年も本塁打&打点の二冠を獲得した松中信彦でさえ、交流戦で打ちまくった翌年は怪我の影響もあり大不振。

 

 2009年の日ハム高橋は翌年に頭部死球を受け戦線離脱しているのだから、まさに「呪い」だ。その風向きが変わったのは2012年の角中から。長谷川、山田、秋山は翌年も素晴らしい成績を残している。

 

 しかし、「呪い」はどうやら復活したようだ。昨年の交流戦で5本塁打、打率.415と大爆発したソフトバンク城所の今年の出場は1試合のみ。しかも守備固めの出場で、打席には一度も立っていない。

 

 そして、今年首位打者を獲得したのは、セリーグ首位を走る広島カープの丸佳浩だ。交流戦18試合で打率.411をマークし、現在はセ・リーグの打率部門2位につけるなど、絶好調といえる。

 

 この「呪い」が復活しているとすれば、来年の丸は大ブレーキを起こしてしまうのだが、中心選手の成績悪化は、チーム全体の問題でもある。広島ファンは、丸がジンクスを打ち破ってくれることを祈るべきだろう。

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